2位浮上の西武は22回連続無失点の今井達也、3位転落のオリックスは復活目指す東晃平
4勝1敗、防御率0.51の今井
西武・今井達也が17日のオリックス戦(ベルーナドーム)に先発する。
今季は7試合に登板して4勝1敗、防御率0.51。4月18日ソフトバンク戦の8回から22イニング連続無失点中だ。
力感のないフォームから投げ込むストレートは平均152.3キロと切れ味抜群。鋭く曲がるスライダーとの2球種で全体の86.4%を占めている。
オリックス戦は4月25日に登板して7回3安打9奪三振無失点。防御率0.00、奪三振率11.57と文句のない数字を残している。
チームは16日の3連戦初戦を取って2位浮上。首位・日本ハム追撃へ今井の右腕に期待がかかる。
昨年8月に右肘手術を受けた東
一方のオリックスは東晃平が先発する。今季初登板だった5月6日の日本ハム戦で1.1回5安打3失点KOされて登録抹消となり、中10日でのマウンドだ。
今井が22イニング連続無失点なら、東も2023年に藤本英雄以来81年ぶり3人目となるデビューから先発で7連勝を達成した右腕。無敗記録は翌2024年4月4日の西武戦で8連勝まで伸ばした。
昨年8月に右肘手術を受けて今季は開幕一軍入りを逃したものの、前回登板でストレートは平均149.6キロをマーク。復帰2戦目でそろそろ本領発揮といきたい。
首位を走っていたチームもついに3位転落。相手先発は今井で味方の大量援護は期待できないが、東が完全復活を果たせば明るい光が差し込む。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【パ・リーグ】
ロッテ・A.ボス-日本ハム・達孝太(ZOZOマリン)
ソフトバンク・大関友久-楽天・内星龍(みずほPayPay)
【セ・リーグ】
巨人・F.グリフィン-中日・髙橋宏斗(東京ドーム)
ヤクルト・高梨裕稔-DeNA・平良拳太郎(神宮)
阪神・大竹耕太郎-広島・床田寛樹(甲子園)
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記事:SPAIA編集部