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最大赤字もチャンス!?日産と復縁せよ!【初心者株投資84話】

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最大赤字もチャンス!?日産と復縁せよ!【初心者株投資84話】

過去最大の赤字!?かつての塩漬け株が号外ニュースに!

新年度の忙しさも落ち着き、トランプ関税ショックからも回復しつつある4月末、飛び込んできた号外ニュースに目を奪われました。報道によると、日産自動車の2025年3月期連結決算の最終利益が過去最大の7500億円の赤字になる見通しとのこと。

かつて私も保有していた、というか下がり続ける株価にナンピンを繰り返した結果長いこと塩漬けせざるを得なくて悩まされていた日産自動車<7201>。

そこまでの業績悪化!?と驚いて記事を見てみますと、世界的な販売不振に加えて、リストラ策の費用計上が響いたのだそうです。

見込み赤字も、世界販売台数も下方修正。未定としていた配当はゼロとし、無配に転落するとまで書かれています。

私が塩漬けしていた頃ですら、配当だけはありましたから、これはよっぽどです。さぞ株価暴落するのかなと思いきや、チャートを見てみますと、ニュースが出た4/24の終値は329円、翌日の終値は335円と何故か上がっています。
年末にホンダ、三菱自動車との三社協議の話が出た時には高値553円をつけましたが、そこからゆるゆると下がり、年初来安値は4/7の306円です。

運命のタイミング!かつての日産株と復縁の時!?

【画像出典元】「New Africa/Shutterstock.com」

さすがの日産、ショッキングな号外ニュースが出ても、かつての「カルロス・ゴーンショック」など数々の難所を乗り越えてきた銘柄ですから、過去最大の最終赤字なんて聞いてもびくともしないどころか、上がってしまうのですから不思議と誇らしい気持ちになります。

確かに、記事の内容を見ると、業績は良くはなってないですが、リストラ策の費用計上でしたら致し方なしという判断もできます。

300円台のうちに買っておこうかな、という気持ちにもなります。プラス、これは完全に個人的な事情なのですが、ちょうど「日産の株、また買おうかな」と思っていた矢先だったんです。

と言いますのも、我が家の愛車はルノー社のものなのですが、エンジンが故障した際、購入したディーラーに持って行ったら修理に70万円以上、最悪100万円以上かかると言われたんです。しかし車に詳しい知人から、そのディーラーとは別の「販売会社が日産であるルノーのディーラー」があると教わり、そちらに相談してみたら、保証でなんとかしてくれて、10数万円で済んだんです。

100万円以上と言われて買い替えを覚悟して電卓を叩きながら中古車販売サイトを見ていた私たち、狂喜乱舞です。今後もこちらにお世話になりますと、なんなら数年後に訪れる子どもたちの車購入もお願いしますという気持ちです。

その勢いで株主復活を目論んでいたタイミングでの号外ニュースに、運命的なものを感じております。

ミニ株ならタイミングの分散でリスク対策も容易、これってナンピン!?

【画像出典元】「Andrey_Popov/Shutterstock.com」

トランプ関税ショックから回復しつつあるとは言いましても、私がコツコツ積み立て購入している投資信託の4月末の評価損益は全てマイナス。こんなこと初めてです。

しかしここで恐れをなして目をそらしてしまうのはもったいない、ここは買い時!ということで、具体的に、かつ冷静に、日産の株主復活を考えたいところ。

ミニ株にも対応しているので、350円ほどで買えます。気軽に1株買っても良いですが、株主優待が100株以上からあり「新車購入時特典」として「株主が日産車(新車)購入者を紹介した場合、株主と株主から紹介された購入者それぞれに5000円分のデジタルカタログギフト贈呈。株主が日産車(新車)購入の場合、10000円相当を贈呈」とあります。
今後購入することを考えて、100株を目指して少しずつ買っていくのもいいかも?と思いました。

ただ、4/24の号外ニュースのもとになったのはあくまで業績予想。決算発表はこれを書いている5/7の翌週5/13です。そこで落ちる可能性はもちろんあるわけで、ならばそこを待つべきか。いやそこで逆に上がる可能性もあるし。

ならば、現時点で10株購入、決算後に下がったら買い増し、上がったら様子見で良いのでは…!とひらめきました。タイミングの分散でリスク対策です。

と考えたところで、下がったら買い増しなんて、かつて私が日産株で繰り返していたナンピンのようじゃないですか。

いやこれはそれとは違う!クレバーなリスク対策だ!と信じて、この方法で行ってみようと思います。吉と出るか凶と出るか!?

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