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川崎河川漁協 アユ4万匹を放流 親子らでにぎわい

タウンニュース

多摩川にアユを放流する子どもたち(上)と、稚魚

多摩川下流にあたる丸子橋付近の河川敷で4月13日、アユの放流が行われた。主催したのは川崎河川漁業協同組合。

アユを養殖する「厚木あゆ種苗センター」からトラックで届けられた稚魚は、約230kgでおよそ4万匹。中原区子ども会連合会のメンバー約50人も参加し、親子連れなどでにぎわった。

子どもたちは歓声を上げながら、小型プールで泳ぐアユに触れる体験にも参加。バケツから放流する際には「元気に育ち、また多摩川に帰ってきてほしい」と願いを込めた。

中子連の小笠原茂春会長は「組合員の方から多摩川で成長するアユの話も聞けて、有意義な時間を過ごすことができた。子どもたちにとって楽しい思い出になったと思う」と感謝した。

同組合理事の栗島亮一さんは「今回初めて魚に触れてもらう体験を行ったが、子どもたちがこんなに喜んでくれたのは新しい発見だった」と話した。今春のアユの遡上数は、1千万匹を超えた10年以上前を上回るペースだという。同組合では今後も県内産アユの放流にこだわって活動していくとしている。

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