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<職場、納得いかない!>私は優秀なのに!パートの駐車場が遠い⇒待遇の差にイライラ!【まんが】

ママスタセレクト

写真:ママスタセレクト

私はカズミ。二人の子どもを育てているママです。以前は勤務時間が長いハードな職場で働いていました。しかし、実家も義実家も遠方で頼れる人がいません。子育てをしながらハードな職場で働くのは無理だ……と思った私は、第一子出産を機にやむをえず退職しました。 年月は流れ。子育てもかなり落ち着いてきたので、この地域で何店舗もチェーン展開しているファミリーレストランで、パートとして働き始めることにしました。

店長は良いところに車を停めて当たり前、従業員は不便でも我慢しろってどう思いますか!? パートとはいえ、お店のために力をフル稼働して、全身全霊働いています! お店への貢献度だってかなりのものだと思うのに……。

店長への不満で心がモヤモヤしている最中、突然強風が吹きました。 するとその瞬間、バキッとイヤな音がしました。そうです。傘が壊れてしまったのです……。 びしょぬれでお店に着くと、休憩を終えて店の奥から出てきた店長と会いました。

久々にパートとして働き始めることにした私。 最初こそブランクが心配だったものの、前職の接客経験が役に立ち、4か月ほどで私は職場のリーダー的存在になりました。 三人分くらい丁寧かつスピーディーに働いているので、正直店長よりこの店に貢献している気がします。

それなのに……いえ、だからこそ、でしょうか。 駐車場のルールで付けられている待遇差に、苛立ちを感じてしまいます。ここの従業員駐車場は他の店舗より遠いんです。もうちょっと臨機応変にしてくれてもいいんじゃないでしょうか。こういう待遇の差が、働く人の意欲を削いでいくというのを理解してもらいたいです。

【同僚の気持ち】めんどッ……社員が優遇されるのは当たり前でしょ

私の名前はサチ。小2の男の子を育てているママです。息子が小学校に入学したのと同時に、自宅近くのファミレスでパートを始めました。自転車で5分くらいのところにあるので、近くてありがたいです。私は結婚前も非正規雇用の事務職を数年務めていたくらいで、たいしたキャリアはありません。息子が幼稚園を卒園するまでは、専業主婦をしていました。パートを始めるにあたって、「できるかな……」と少し不安でしたが、店長が優しい人でいろいろ教えてくれたので良かったです。

以前、閉店後しばらくたってからこの辺りをたまたま通りかかると、お店の明かりがついていて、店長が電球を変えながら細々した部分の掃除をしていました。 (えっ……! 店長、閉店してから、こんな雑務までやってるの!?)

(文句があるのなら、カズミさんも社員になって店長でも目指せばいいのに) ……と心のなかでつぶやきますが、そんなこと絶対に言えません。今やパートのなかで一番存在感のある彼女。敵に回すなんて、考えただけでゾッとしてしまいます。

カズミさんのエネルギーに圧倒されながらも、正直「めんどくさいことを言っているな」と思ってしまいました。 そんなに徒歩10分の駐車場がイヤなら、パートを変えてしまえばいい。店長でもないのだから、代わりなんてどのようにだってできるでしょうし、無理に自分の意見を通そうとする必要などないと思ってしまうのです。 でも、カズミさんは「私は仕事ができるのだから、それくらい言う権利がある」とでも言いたいのでしょう。「波風立てず」がポリシーの私にとっては、あまり関わりたくない話です……。

【私の気持ち】店長だけ優遇されてズルイ……と思っていたら?知らなかった一面

4か月前からこの地域に多くチェーン展開しているファミリーレストランでパートを始めました。最初は不安もあったのですが、前職の接客業の経験が役に立ち、バリバリと働いています。今では、同じパートさんたちから頼られるリーダー的な存在になりました。 この仕事が好きだし、お店に貢献できているという自負もあるのですが、ただひとつ不満が。それは駐車場について。 従業員駐車場が徒歩10分のところにしかなく、店長以外は店舗前の駐車場に停められません。他の店舗は近いところに駐車場があるので融通をきかせてほしいのですが、店長はそんな配慮をする気はなさそうな様子。この待遇の差が、どうしても許せません。

夕方、帰宅して夕食の支度をしながら、さっきのことを思い出します。 (ああ、モヤモヤする……!) するとそのとき、同じ市内に住む母親から電話がかかってきました。 「腰が痛くて……車で病院に連れて行ってほしい」という連絡でした。

上の子が小学校へ登校して行ったのと同時に、下の子を車に乗せ、母の家へと向かいます。 母を病院に送り届けてから、下の子を幼稚園に送って、その後パートに出勤。 朝からあわただしいです。 母を乗せながら車でお店の前を偶然通りかかると……。

その日以来、私は自分のことだけでなく、お店全体のこともちゃんと考えるようになりました。 自分が効率よく動くのも大事ですが、お店はチームプレー。困っている子に動きやすくなるアドバイスをしたり、準備や片付けの効率化も情報共有したり、店長とは違ったかたちで自分なりにできることをするようつとめています。 「どうせそんなことをしたって給料は変わらない」「やりがいを搾取されているだけだ」という意見もあるかもしれません。でも私は、一度やると決めた仕事はとことんやりたい性格。この職場が気に入っているので、お店がよくなることなら私もやりたいのです。 自分が認められるのではなく、お店が認められるよう仕事をしたい。これからも頑張りすぎには気を付けつつ、色々な角度からものごとを見て頑張っていきたいです。


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