鷹島でのアジングでアジ50尾【長崎・松浦】エギングではヤリイカのリベンジに成功!
4月上旬、今シーズン最後か?先週はまーまーの強風だったため、ヤリイカを狙ったエギングは断念。アジングのみに専念して2人で40尾ほどのアジを釣って帰ったが、どうしてもヤリイカエギングをもっと勉強したくて&忘れられず友人と2人で懲りずに長崎県松浦市の鷹島へ向かった。
ヤリイカエギング&アジング釣行
まずはヤリイカ狙いのエギングをすることにした。鷹島へは午後10時に到着。まずはヤリイカが釣れているのか?と漁港を見て回ったが、どこも厳しいようで「やっぱもう終わりなんかな?」と少し諦め半分。
私の中で実績のあるエメラルダスフォールLC2.5号夜光・オールオレンジを数投キャスト。友人も同じエギで狙ったが、まったく反応がないので「やっぱダメやん。周りも釣れてないけんアジングやね」。
アジングポイントへ移動
車に乗り込み前回釣れた漁港に移動。すると、1人アジングでアジを狙っている釣り人がいて「こんばんは、アジどうですか?」と尋ねると「少し釣れてます。20cmくらいですかね」と返事が返ってきた。水汲みバッカンを見ると4尾くらいのアジが見えた。
「今日はサイズがイマイチなんかな?潮が小潮やけなんか?」と友人と会話をし「隣で釣りさせてください」とあいさつをして準備に取り掛かる。
アジング釣行開始
天気予報では南の風がやや強く吹く予報だが、まだそれほど気になる風の強さではないので、月下美人タングステンジグヘッドの1.25gからスタート。ワームは私の中では鉄板のシラスビーム(桜ドットカラー)を選択してキャスト。
毎度のように表層近くから探るため、ジグヘッドが海面に着水後、ラインを真っすぐになるように置く。
またジグヘッドを姿勢良く沈めたいので、ラインの抵抗がジグヘッドにかかるようにラインの表面張力を切るようにバチー!と張って3カウントごとラインが緩んでないか、ロッドティップやリールのハンドルを回し抵抗を感じながら沈めていく。
アタるもタイミング合わず
6カウントで「コツ」と手元にくるアタリを感じてアワセを入れたがフッキングには至らなかったので、再度キャストし同じように沈める。
今度は5カウントですぐにロッドを立ててアタリがあったら即アワセを入れられる準備をして待つ。すると案の定6カウントでアタリがあったが、また掛からない。友人にもそのことを伝えると、やはりアタリはあるがフッキングしないようだ。
アジのフッキングに成功
「アジが小さいのか?潮のせいなのか?」。すぐにジグヘッドを1gに落とし同じように狙うと今度はフッキングに成功!ただ前回は23、24cmが多かったが、隣のアジンガーが言っていたように20cmあるなしだ。
友人は「アジ南蛮とみりん干しにして食べるからキープ」と言うので、エラを切ってクーラーにイン。
アタリは多くあるのだが、フッキングしないことも多く、アジのいるレンジでわざとテンションを抜いてジグヘッドが縦にスーっと沈むようにしてリアクションでヒットに持ち込んだり、「今日はあまりラインの張り過ぎはよくないな!」と、途中で感じてからは、スースースーふわっ…など若干テンションを残した状態で2カウント程度止めて待ったりする方がヒット率も良く、数を稼いでいった。ただ友人は苦戦中。
ヤリイカエギングで1尾ゲット
時刻は日付も変わった午前2時。クーラーにはたくさんのアジも収まったので、再度ヤリイカエギングにチャレンジ。
以前釣れた漁港に行くと、人気のポイントには何人も釣り人がいる姿が見えるので、対岸の誰もいない場所でスタート。
お気に入りエギで足元にはイカの姿はおろか、ベイトもいないので沖の暗い場所を回遊待ちで狙ってみる。前回はフリーで15カウント落としたところからシャクり、次のフォールでヒットすることが多かったので、再現性を願って15カウント前後を中心に狙う。
すると、5投目か?シャクリからフリーで6カウント落とし再度シャクリを入れようとラインを浮かせたところ、重さが手元に伝わった。「おっ来たかも?いや来てる、大きくないけど」。やっと1尾ゲット。
すぐに友人にも釣れ「やっぱこのエギやね」。だがそこから1時間粘ったが釣れない。人気のポイントも帰り支度をしているのが見える。
朝マズメに良型アジ追加
再度アジが釣れた漁港に移動し、夜明け前までアジングを楽しみ、ボトム付近や朝マヅメの表層狙いで23、24cmのアジを追加し、のんびりと帰宅。
クーラーには50尾近いアジが入っていたようで、友人はアジをおいしくいただき、中でも「みりん干しが最高やった!」と連絡があった。
<週刊つりニュース西部版APC・鶴原修/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース西部版』2025年4月25日号に掲載された記事を再編集したものになります。