ワンパン「ひとり鶏すき」でぜいたく気分に浸りませんか?
今、料理本は「ひとり分」がちょっとしたブーム。1人暮らしの方はもちろん、そうでない方も「ひとりごはん」の機会が日常的に増えていることがうかがえます。
特に忙しかったり、ちょっと疲れていたりするときは、一品で満足できるメニューがうれしいですね。
そんなときのおすすめは、ひとり鍋。工程が少ないから、フライパンで簡単につくれるうえに、ぜいたく気分も味わえますよ。
※『NHK「きょうの料理ビギナーズ」ブック ハツ江おばあちゃんとりゅうたさんの小さなフライパンでひとり分ごはん』より、本記事用に一部を編集して転載
鶏すき
たまには「ひとりすき焼き」でぜいたく気分に浸りたい!
手ごろな鶏もも肉でも、うまみは十分。
専用の小鍋がなくても大丈夫。
フライパンで、ひとり鍋デビューしちゃいましょ!
材料(1人分)
鶏もも肉(から揚げ用)…150g
しらたき(アク抜き済みのもの)…100g
焼き豆腐…100~150g
春菊…1/2ワ(100g)
卵…1コ
A (水…カップ1/2
しょうゆ…大さじ1と1/2
砂糖…大さじ1)
1人分520kcal 調理時間15分
1材料を切る
しらたきは洗って食べやすく切る。焼き豆腐は1.5cm厚さに切る。春菊はザク切りにする。
2フライパンに材料を入れる
フライパンにAを入れて混ぜ、焼き豆腐と鶏肉を並べ入れ、あいたところにしらたきを入れる。
3ふたをして煮る
ふたをして中火にかけ、煮立ったら弱めの中火で5~6分間煮る。
4仕上げる
卵は小さなボウルに割り入れる。3のフライパンのあいたところに卵を入れ、具を寄せて春菊を加える。ふたをして卵が好みの状態になるまで少し煮る。
ハツ江メモ
うまみ食材が1つあれば、ひとり分でも味わい深い鍋に!
ひとり分の鍋だと材料が少なくてうまみが足りないのでは? と思われるかもしれませんが、そんな心配は無用。鶏もも肉やあさり、豚バラ肉などを主役にすれば、だしを入れなくてもしっかりうまみが出ますよ。
監修・料理
きじま りゅうた
料理研究家。ジャンルを問わず、手間をかけずに確実においしくつくれる再現性の高いレシピが人気。1人暮らし時代にひとり分レシピに目覚め、20㎝のフライパンだけでつくれるビギナー向けのレシピを次々と考案している、ひとり分レシピの達人。
きじまごはん
■『NHK「きょうの料理ビギナーズ」ブック ハツ江おばあちゃんとりゅうたさんの小さなフライパンでひとり分ごはん』より
■撮影・原ヒデトシ/スタイリング・肱岡香子/イラスト・伊神彰宏