【今週の『仮面ライダーガヴ』の話題は?】新フォーム「仮面ライダーヴァレン フラッペカスタム」が登場! 多くは語られない酸賀研造の“過去”に考察も白熱<第28話>
2024年9月より、令和ライダー第6作『仮面ライダーガヴ』が放送中です。本作では、シリーズ初となるお菓子の仮面ライダーが大活躍!
異世界からやって来た青年・ショウマは、お菓子を食べることで、お腹にある第二の口(ガヴ)から眷属・ゴチゾウを生み出し、仮面ライダーガヴへと変身! 知的生命体グラニュートや異世界の大手お菓子会社・ストマック社との戦いに挑みます。
ゴチゾウの可愛らしさとシリアスなストーリー展開のギャップが話題を呼んでいる本作。仮面ライダーヴァレン/辛木田絆斗(からきだ はんと)や、仮面ライダーヴラム/ラキア・アマルガも仲間に加わり、物語はクライマックスに向けて加速しています。
第28話では、新たなゴチゾウと仮面ライダーヴァレンの新フォームが登場! 因縁の相手である仮面ライダーベイク/酸賀研造との戦いの行く末は……!?
本記事では、SNSでの反響とともに、第28話のポイントのおさらいや今後の展開について考察していきます!
※本記事には『仮面ライダーガヴ』第28話のネタバレを含みます。まだ観ていない方はご注意ください。
仮面ライダーヴァレン、新フォーム「フラッペカスタム」に変身!
前回に引き続き、圧倒的な力を持つ仮面ライダーベイクに苦戦を強いられるショウマと絆斗。
そんな中、デンテ(=ショウマの大叔父である科学者)がラキアのものを参考に「ヴラスタムギア」を複製し、さらにショウマが絆斗と一緒に飲んだチョコフラッペをもとに「フラッぺいずゴチゾウ」を生み出します。
この2つのパワーによって、絆斗は「仮面ライダーヴァレン フラッペカスタム」へと変身し、冷気をまとった新たな力で酸賀に勝利! SNSでは「新しいゴチゾウめっちゃしゃべるのかわいい」「フラッペカスタムの後ろに刺さってる真っ赤なストローがなんかイイ」「アイス系だからやっぱり溶けるのかな?」など、新たなゴチゾウの可愛さと新フォームの格好良さに盛り上がりを見せていました。
酸賀は家族を失った? 考察の余地を残す描写が話題に
致命傷を負った酸賀は、最期の瞬間に自身の過去を回想。そこに映るのは、幸せそうな笑顔で赤ちゃんを抱き、誰かに語りかける酸賀の姿でした。
また、仮面ライダービターガヴ/ダークショウマが培養されていた部屋にも、ベビー服などが置かれており、直接的な説明はないものの、至るところで「家族を失った酸賀の過去」が示唆されています。
「やっぱり人間って生き物は……弱いねぇ……」
それが彼の最期の言葉。最強の生物を生み出すことに執着した理由は、二度と大切な存在を失いたくなかったからなのかもしれません。
とはいえ、これはあくまで一つの解釈。なぜ酸賀は、人を犠牲にしてまで研究を続けたのか? そこには、様々な考察の余地が残されているのです。
SNSでも「全ては明かさない脚本が秀逸すぎた」「ビターガヴに”お父さん”って呼ばせなかったのはそういう理由か……」「過去は匂わせるくらいで最後まで悪を貫いたのがよかった」と、多くを語らない描写に感嘆の声が相次ぎました。
ショウマと絆斗の仲直りは「少女マンガみたい」!?
ベイクを倒した帰り道、絆斗はショウマにこれまでのことを謝罪し、そして「これからも仲良くしたい」と素直な気持ちを伝えます。絆斗をおんぶするショウマ、ショウマにグミを食べさせてあげる絆斗、「やっぱお前のこと好きだわ」という言葉……。非常に微笑ましいシーンなのですが、「少女マンガみたい」と思った方も少なくないはず。
絆斗がショウマを大切に思っているからこそ、言葉にして伝えた誠実さ。背中を預けられる相手に対して、どうにか自分なりの信頼を示そうとした不器用な言葉選び。このシーンは、これまで衝突してきた2人がやっと分かりあえた瞬間でもあります。
SNSでも「ハンティただのヒロインだった」「熱血少年マンガ読んでたはずなのに、いつの間にか胸キュン少女マンガになってた」「2人にはずっと仲良くいてほしい」と、2人の距離感にムズムズを感じる視聴者が多数。
本当の意味で「親友」になれたショウマと絆斗の戦いは今後どうなっていくのでしょうか? 第29話ではグラニュート界の“超大物”が登場する模様。これからの『仮面ライダーガヴ』も必見です!
[文/五六七 八千代]