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大宮に敗れ4連敗の藤枝MYFC。選手たちの心境は。シマブク・カズヨシ選手、中川創選手、鈴木翔太選手がコメント

アットエス


17日の試合でRB大宮アルディージャに敗れ、4連敗を喫した藤枝MYFC。2位を走る相手に前半は押し込んで勝利への期待も高まりました。毎回良い試合をしながらも敗戦が続くもどかしい状況を打破するためには何が必要か。選手たちが心境を語りました。

シマブク・カズヨシ選手

―前半はかなり押していた。
クロス、ラストパスも出してはいたのですが、ゴールにつなげられなかったのは、自分たちのクオリティーの低さがあったのではないかなと思います。

―自身のクロスの精度については。
自分の中では良いクロスを上げられたのではないかと思います。

―前半はファーサイドへの狙いがあったか。
中での人数が多かったので誰かしらにいけばと思い、集中して蹴ることはできました。

―後半途中からは最前線に出た。
自分なりにスペースに落ちて受けて、ターンしてチャンスメーク、ゴールに向けてドリブル、ということをしていけばチャンスがつくれるんじゃないかということで、前になったと思うのですが、その中でボールキープができませんでした。スペースで受けることはできましたが、相手のセンターバックの選手たちの体が強くて、負けてしまうことが多々ありました。そこをしっかり踏ん張れるようにしていきたいです。

―今季の目標とする5ゴール5アシストに対して、今の現状は。
まだ全然足りていないので、やはり自分のクオリティーの低さがまだまだあります。そこも練習で突き詰めていく必要があると思います。まだ自分は無得点なので、もっと貪欲にゴールを狙ってもいいんじゃないかなとも思うので、自分でシュートまで持っていけるような形もつくっていけるようになりたいです。

―自身のプレーの手応えは。
クロスのところではすごく手応えがあるので、あとは自分でシュートをどんどん打っていけたらもっと良くなると思います。積極的にやっていきたいです。

―2試合連続で得点が生まれていないが、何が足りていないか。
ラストパスのずれなどでカウンターを受けてしまうことがあるのですが、そこを通しきればチャンスになる。この試合でも自分が通しきっていればマイク(松木)さんが退場になることもなかったと思います。最後のクオリティーがまだまだ足りていないと思います。

中川創選手

―勝敗のポイントとなった部分は。
球際の強さは前節の磐田戦でも出せていて、この試合も続けようとチームで共有していました。前半に勢いよく行き過ぎてカードをもらうシーンが多かったのですが、でも球際にはあれぐらいいかないといけないとも思っています。ジャッジにストレスを抱えるシーンも多かったのですが、結果的に10人になってもやることはぶれてはいけないと思いますし、耐えるべきところで耐えきれなかったから負けたという印象です。

―1人少ない状況になってからはどのような意識共有を。
前半の途中から、思ったよりもボールが走るようになってきたので後半も続けて、1人少なくなってもやれるという自信はありました。10人になってからは大きな展開に頼ることなく下からしっかりつなごうという意識がありました。ただ思うように前進する時間帯が少なかったのもありますし、シンプルにボールを失ってしまったり、ショートカウンターをくらったりというのは続いてしまいました。ゲーム展開を見てもう少し割り切っても良かったのかなとも思いますが、自分たちはボールを大事にするサッカーをやっているので、人数が少なくなろうとやることは大きくは変えないように意識していました。もう少し効果的に進められたのかなというのはあります。

―失点シーンを振り返って。
僕のミスです。マンツーマンでついていましたし、中の人数も足りていました。結果的にクロスを上げた選手はフリーでしたが、中の人数はそろっていたので僕があそこで負けなければ失点することはなかったです。

―4連敗となったが、次の山口戦へ向けて。
ぶれてはいけないのかなと思います。ゲームをやっていて負ける気はしなかったですし、自分たちがボールを動かせる時間も多々ありました。前半は特に押し込んで相手の嫌な部分を突いていくことができていたと思います。4連敗して気持ちも落ちそうになりますが、やっている選手たちの感覚はどの試合も負けるようなゲームではなかったと思っているので、悲観せずにやることを徹底してやるだけです。

―負けの中で得られたことは。
結果が全てなので負けた後に何を言ってもということはありますが、本当にやっているサッカーの感覚や毎試合「やれる」という自信は増しています。対戦相手がどこだろうと自分たちのスタイルを貫いてやれるという部分は負けていても積み上がっている感覚があります。負けが込んでいるときにスタイルを大きく変えてしまうことはありがちだと思いますが、僕たちはそうではなく、自分たちのやるべきスタイルや、やり続けているものをとても大事にしているクラブなので、信じてやり続けるだけかなと思います。

鈴木翔太選手

後半途中からピッチに入った藤枝MYFCのDF鈴木翔太選手は自身Jリーグ通算100試合出場を達成しました。1人少ない状況で懸命にゴール前を守りましたが、試合後に笑顔はなく、試合の反省を口にしました。

―10人になってからの出場。意識したことは。
1人少ない中で残り30分ぐらいあったので、失点をしないで時間を進めながら、チャンスがあれば1点を取りたいと思っていました。でも、先に取られてしまったので難しくなってしまいました。

―Jリーグ通算100試合出場については。
7年目なので100という数字は遅い方だと思います。ここからまた積み上げていけるようにしたいです。

―大宮の攻撃はどうだったか。
(雨や強風という)ピッチ条件もありましたが、前線の能力のある選手をカウンターで生かすチーム。うまく対応できていたと思いますが、10人になってからはサイドでプレッシャーを掛けられなくて、中でやられてしまいました。難しいところではありますが、最後の部分は守り切らなければいけなかったのかなと思います。

―後半は風下になり、難しさはあったか。
前半は風上の中でチャンスがあり、そこで決めきれなかったところも課題であると思います。最近の試合でも前半にチャンスがある中で決めきれずに後半失点してしまうということがあるので、良い流れのうちに点を取るというところも全員で意識していきたいです。どの試合も悪くない中でやられてしまっているので、もどかしさは全員が感じていると思います。勝つためには最後の局面が重要になるので、点を取る、取られないという部分を練習からもう一度やっていきたいです。

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