【検証】10年間ほぼ毎日飲んでる「コーヒー」を1週間断ってみたらこうだった
ここ10年間、私はほぼ毎日コーヒーを飲み続けている。基本的にはブラック一択で、ここ数年は出社の前にコンビニでホットコーヒー、もしくはアイスコーヒーを購入するのがルーティンだ。
そのコーヒーを断ったら私はどうなってしまうのだろう? 科学的、医学的なアプローチでは全くないものの、10年間ほぼ毎日飲み続けたコーヒーを1週間飲まなかった感想をお知らせしたい。
・あくまで体感
いきなり繰り返しになるが、お伝えする内容に科学的・医学的な根拠は一切ない。あくまで私の体感であり、感想であることをご承知の上、ご一読いただければ幸いだ。
さて、特に理由はないが「コーヒーをやめたらどうなるのかな~?」という疑問は常にふんわりと持ち合わせていた。ならば試してみようと思っても、毎日の誘惑にはなかなか抗えないのがコーヒーの魅惑的なところだ。
ところがどっこい、つい先日のこと。朝からバタバタしていた結果、気付けば1日コーヒーを飲まない日が。これはチャンスかも? というわけで、見切り発車で1週間のコーヒー断ちをスタートさせた。
・カフェイン断ちではないけれど
で、ここでお伝えしておくと、私はコーヒーを断っただけで、特に「カフェイン」を断ったわけではない。ドトールではアイスティーも飲んだし、家でジャスミン茶もまあまあ飲んでいた。
とはいえ、ここ10年、1日に2杯くらいはコーヒーを飲んでいる私の体からカフェインはだいぶ抜けたものと思われる。なぜならばコーヒーを断った翌日あたりから、常に感覚が薄ぼんやりとしていたからだ。
抽象的な言葉で申し訳ないが、常に自分の周りが透明なビニールで覆われている感じとでも言おうか? ボーっとするのとはまた違い「なんだかシャキッとしない自分」が続いた感覚だ。
・良し悪し
逆に寝つきはかなり良くなり、最近では考えられないほどスッと眠れるようになった。一方で起床の際「ひたすら眠い……」ということも無かったのは、老化によりメチャメチャ朝が強くなっているからであろう。
また意外なことに期間中「コーヒー飲みてぇぇぇええええ!」みたいなイライラはほぼナッシング。そりゃ飲めるなら飲みたいが、イラつきを伴う禁断症状(?)は無かったと言っていい。
つまり、数時間吸わないとややイラっとするタバコとは、中毒性に雲泥の差を感じた。どちらも嗜好品に分類されるコーヒーとタバコであるが、依存性や中毒性はそれこそ別次元なのだろう。少なくとも私にとっては。
なので「コーヒー断ち」は思いのほか簡単なのかもしれない。私自身「自分はコーヒー中毒」と思っていたものの「いざとなればコーヒーはやめられるかも」と実感できたことは数少ない収穫だ。まあ美味しいから飲むけども。
まとめると、コーヒーを1週間断った感想としては「常に薄ぼんやりとして何だか冴えない感覚。でも寝つきはメッチャ良くなる」といったところ。あくまで私の体感であるが、まあそんな感じであった。
最後に1週間ぶりに飲んだブラックコーヒーの感想をお届けしてこの記事を終わりにしたい。
「コーヒー超うめぇ(笑)」
──完──
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.