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パンコイ釣行で自己記録更新の91cm大ゴイ浮上【元荒川&新河岸川】シーバスロッドでキャッチ

TSURINEWS

新河岸川で自己ベスト91cmのコイを手中(提供:)

10月25日(金)埼玉県越谷市を流れる元荒川へパンコイ釣行。しかし、思うようにことが運ばずに埼玉県朝霞市を流れる新河岸川へ移動。結果的に自己記録更新となる90cmオーバーのキレイな大ゴイに癒された釣行をレポートしよう。

元荒川でパンコイ釣り

最近ハクレン釣りばかりでしばらく来ていなかったポイントであるが、安定のコイ釣りをしたくなり同地へ状況確認がてら到着だ。

元荒川

同河川は利根川水系であり中川の支流として埼玉県を流れる一級河川だ。元荒川は農業用水路として機能しており、上流より数えて4つの堰堤が設けられており、越谷市で中川と合流している。

ゆえに季節や天候により水位も変動するので釣りとしては河川状況に応じたポイント選びが重要な河川である。

タックル

今回はパンぷか釣りでコイを狙うのだが、竿はプロマリンアクロスシーバス90MLにダイワクレスト6000番を使い、ミチイトはkurosawa PE5号を直結で玉ウキを通し、がまかつ鯉鈎20号針を結び、エサは食パンを使用した。

今日は久々に向こうアワセの釣りだが、50m以上の下流で掛かればそれなりにやりとりも楽しめるだろうと個人的に釣果よりも楽しむことが目的だ。

・竿:プロマリン アクロスシーバス90ML
・リール:ダイワ クレスト6000番
・ライン:kurosawa PE5号
・ウキ:大型玉ウキ
・ハリ:がまかつ 鯉鈎20号
・エサ:食パン

当日のタックルとエサ(提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)

午前8時過ぎから釣り開始

今日はおニューなシーバスロッドで流しの釣り。水位的にもイイ感じでのんびりとエサを流せる流速でヤル気のコイもいるようなので最低でもボウズはないだろうと釣り開始だ。

長い距離を流すと釣れやすい(提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)

70cmの本命をキャッチ

100m以上下流では流したパンをばくばく食べている。大物の気配はなさげ? だが、ロングパン流しは久しぶりで、お馴染のレーンに行くように誘導して流すと早々にガツンとウキが沈んで針掛かりだ。

シーバスロッドはパンコイと相性良し(提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)

それなりの突っこみとトルクで引き味を楽しみ、5分程度楽しんで捕まえると70cmのまずまずなコイだった。

70cmの良型をキャッチ(提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)

続けて2尾目を目指す

先程は約70m地点で掛かったので、今度はそれ以上流していかないとしばらくは喰わないだろう。ということで少し下流へ移動して川筋真中ラインを流していく。2流ししたところでコイもエサに反応したが掛からずなのでしばし休憩。

20分程度場を休めて再度仕掛けを流す。そして2枚分パンを下流へ小さくちぎり流していく。50mくらい下流で3つほどサカナが起こしている波を確認。コイがいるようだ。

だがヤル気のコイに応えて流していくと30m程度の近場で突然ドーン!とウキが沈んで再戦。潜り走りコイバトルを満喫して、今度は72cmのコイが釣れた。

72cmのコイを手中(提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)

下流に釣師登場で継続断念

コイを撮影しているとすぐ下流でいきなり竿を出す釣師が登場……。これでは私がやりたい釣りはできない。少しその場でどうするか悩んだが、面倒は御免なので別の手段として仕方ないが急遽新河岸川へ移動することにした。

新河岸川

同河川は荒川水系隅田川支流であり埼玉県南部を流れる一級河川だ。沢山の支流があり、中でも柳瀬川や黒目川もその一部で東京都に入ると隅田川に合流する。

ゆえに生息している魚種も多く、メータークラスの淡水大魚やシーバスなども十分期待できる河川である。また、汽水域エリアでは潮位により釣果にも影響するので釣行前に事前確認が必要だ。

予定が狂うも潮位はイイ感じ

時刻は10時45分……移動を加味して潮位表を見てみると午後からイイ感じの潮位ではないか。ならばとそそくさに車に乗り込み移動して、休憩がてらコンビニに寄りながら現地へと向かった。

午後12時30分再戦開始

こちらもお久しぶりの河川で、私のお気に入りポイントへと到着。潮位は上げ潮で水位的にも釣れそうなタイミングで、移動してきたこと自体が良いのか悪いのわからない。だがやるしかないのだ(笑)。

4月22日にニシキゴイを釣りに来て以来だが、今日はロング流しで出来れば大きいコイを釣りたい。あくまで希望的観測だが、巨ゴイもいる荒川水系なので過度の期待はせずにとりあえず顔を見たい。

76cmのコイがヒット

そしてロング流し5投目に差し掛かる頃……下流でドーンと巨大魚が跳ねた。だが私のエサは随分手前の100mくらい。

簡単にはいかないか~とよそ見をしていると、流す手にラインが擦れて感触があり、掛かっているではないか! ベールを戻してドラグをいじり走らせ対岸から散歩の人が見守る。バラセナイ!慎重に戦い76cmのキレイなコイが釣れた。今日イチのコイは引きも強く楽しかった。

移動後に釣れた76cmのコイ(提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)

自己記録更新90オーバー登場

計測を終えてリリースし、しばらく場を休ませる間に絡んだPEを切り巻き直して再度仕掛けを組みなおす。3枚分のパンをゆっくり継続的に撒いていくと、ばんばん反応して釣れそうな勢いなので流す。

撒いたパンには反応するが近場のコイは咥えない。しかし、70m程度流したところで下流から物凄い勢いで三角波が迫る!

おぉ!喰うのか?と凄い水飛沫と同時にウキが沈み、走りまくりの突っ込みまくりで大苦戦。

ものすごいツッコミに大苦戦(提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)

15分ほどの戦いに勝利した私は、魚を土手に上げてしばし鑑賞し、サイズを測ってみると91cmと上出来の釣果に感動だ。

ギャラリーの方々も数人いたこともあり、話しかけられながらで写真撮影が雑になってしまったことが悔やまれるが、だっこ写真だけはきちんと撮影できていたので少し安心。

散歩の方々もかなり大きいねと褒めてくれて素直に喜んだ。

自己ベスト更新の91cmコイ(提供:TSURINEWSライター・なおぱぱ)

本来は元荒川で遊んで1日を終えるつもりであったが……結果的には想定外の釣果を得ることができたのは良かった。こういう時のためにやはり釣場選択肢を増やしておかねばならぬと勉強になった1日であった。

<なおぱぱ/TSURINEWSライター>

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