お土産には、かまぼこを。「栄町」【福岡県みやま市】
一見なんてことないバス停とそのまわりも、視点を変えれば観光資源。そんな思いで福岡のバス停を取り上げ、ご紹介する本企画。連載122回目は、福岡県みやま市にある「栄町(さかえまち)」バス停をご紹介します。
今回の舞台は福岡県みやま市
今回は、福岡県の南のほうを走る、堀川バスです。
JR九州の瀬高駅と、西鉄柳川駅・亀の井ホテル柳川を結んでいる系統の途中に、
栄町、というバス停があります。
バス停の名前は栄町なのに、付近に掲げられた町名?表示は中町なんですけどね。
隣接バス停の掲示板もあって、
1時間に1~2本運行されていて、健闘している場所といえます。
バス停の後ろには、大きな神社。
沿道には、大きな絵馬(絵蛇?)が飾られていました。これ、先に美術部が絵を描いて、その上から書道部が字を一発勝負で書く方式のように見えます。きっと当方なら、「失敗したら絵まで台無しになるプレッシャー」に負けて書けません。
バス停とともに紹介しておきたいのが、栄町バス停から南の路地を入ったところに工場がある、
吉開かまぼこさん、検索は「の」を入れて、「吉開のかまぼこ」でどうぞ。
なかなか年季の入った建物で、
こういう場所で長年にわたって作られてきたかまぼこは、きっと旨いに違いない、と勝手に思わされます。
工場から数百メートル東側の、国道209号線沿いには、
立派な販売店もありますが、
毎日は営業されていないようでした。
道の駅みやまでお買い物
ということで、さらに移動して、道の駅へ。
三池郡高田町の「み」と、山門郡瀬高町/山川町の「やま」を合成して、現在この辺りは「みやま市」になっています。
「道の駅みやま」にて、
吉開のかまぼこを入手。夏季限定で、緑茶かまぼこが販売中ですので、古式かまぼこと併せてどうぞ。
※ここでCMです。
「吉開のかまぼこ」は2018年より、後継者不在により一時休業していたのですが、その復活に携わり、現在は代表を務める林田茉優さんが、KBCラジオ『キャニコムpresents ブルーリバー青木 談笑』に出演されました。radikoのタイムフリーで6月29日まで聴けますので、ぜひどうぞ。
林田さん出演回はこちら> https://radiko.jp/share/?sid=KBC&t=20250622183000
当方は縁あって収録に同席させていただき、情熱にあふれ、さらには話術も巧みな林田さんに魅了されまして、忖度いっぱいにこの記事を綴っております(笑)。
※まだCM終わりません
なぜそのラジオ収録に同席していたかというと、林田さん回の翌週、6月29日(日)18:30~19:00は、同番組に沖浜が出演します。135年の歴史を有する伝統技術を復興させた若い女性の話と、お調子者がバス停を巡ってはしゃぐだけの話を、同列に扱っていただくこと恐縮しきりで恥ずかしくもありますが、お耳を拝借できますと幸いです。
沖浜さん出演回の放送ももちろんチェック!>https://radiko.jp/share/?sid=KBC&t=20250629183000
道の駅みやまにお越しの際には、
みやま市コミュニティバスの「道の駅みやま」バス停にもご注目ください。
バス停脇では、大牟田名物の草木饅頭も買えます。
基本情報
バス停名:栄町(さかえまち)
・住所:〒835-0024 福岡県みやま市瀬高町下庄 [map]
・天神からの行き方例:
【STEP1】西鉄天神大牟田線「西鉄福岡(天神)」から、特急 大牟田行きに乗車し、「西鉄柳川」で下車。約49分、870円。
【STEP2】「西鉄柳川」バス停から、堀川バス 瀬高・柳川線 瀬高駅前行きに乗車。約12分、390円。