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2024年犯罪件数 特殊詐欺被害が増加 前年比で1.3倍に

タウンニュース

特殊詐欺被害が増加

2024年に都筑区内で発生した特殊詐欺の被害件数が44件で、被害総額が約1億6100万円に上り、前年に比べどちらも増加したことがわかった。都筑警察署生活安全課では「警戒を強めてほしい」と注意を促している。

同課によると特殊詐欺の被害件数は44件で、前年から12件増加。また、被害総額は約1億6100万円で、前年から約9430万円増加した。

主な手口はオレオレ詐欺と還付金詐欺。加えて、警察官を名乗り、偽の逮捕状を見せて、示談金を請求する架空請求詐欺の被害も増加しているという。同課の蒔田克課長は「警察が示談交渉やお金を預かることはない」と話す。

特殊詐欺のほか、SNS型投資詐欺、ロマンス詐欺の被害も増加しているという。区内でもSNS型投資詐欺で1億800万円をだまし取られる被害が起きており、蒔田課長は「まず、知らない人にはお金を渡さないことを心がけて。もし、お金を請求されたら、必ず誰かに相談してほしい」と呼びかける。

刑法犯認知件数は823件で、前年に比べ20件減少。窃盗の被害が多く、自動車盗が18件(前年比6件増)、オートバイ盗は20件(同6件減)、自転車盗は207件(同27件減)、空き巣は3件(同6件減)、車上狙いは54件(同27件増)、万引きは147件(増減なし)だった。

自動車盗や車上狙いなど、自動車関連の被害が増加したことを受け、蒔田課長は「短い時間でも車から離れる際は鍵をかけて」と呼びかける。

交通事故も微増

昨年の区内の交通事故発生件数は、423件で前年比では2件増加、負傷者は504人で前年比で10人増加した。

事故の発生状況別では、車両同士の右左折時の事故が約3割、次いで追突事故が約2割、人対車両で横断歩道横断中の事故が約1割を占めている。

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