太陽の動きに合わせたLEDライトの管理が健康的な植物の成長につながる?【LED LIGHT 室内栽培基本BOOK】
LEDライトをタイマーで管理して太陽の動きに合わせたリズムに
育成植物ビカクシダ(リドレイ、ビフルカツム、グランデ、ビーチー)、アガベ(姫厳龍、レッドキャットウィーズル、輝山、ブラック&ブルー、笹の雪、ホリダ、白鯨)、ガベ実生(笹の雪、ネバデンシス、エボリスピナ・ヴェガス、エボリスピナ、オテロイ)、パキポディウム実生(グラキリス)、カラテア(オルビフォリア、ビューティースター、ワルセヴィッチー、モザイク、ホワイトスター、ホワイトフュージョン)、スキンダプサス(トレビー、オルモストシルバー、ピクタス・アルギレウス、ムーンライト、プラチナム、シルバー)、サンセベリア(マッソニアーナ斑入り)、アロカシア(グリーンベルベット、アマゾニカ、シルバードラゴン、 クプレア)、マランタ(レウコネウラ・エリトロネウラ、レモンライム)、フィロデンドロン(バーキン、オキシカルジウム・ブラジル、クリームスプラッシュ、シルバーメタル)、エアプランツ(ウスネオイデス)、ジュエルオーキッド(マコデスペトラ、ホンコンシュスラン)、フィカス(ウンベラータ、ルビー)、パキラ、モンステラ・デリシオーサ、マドカズラ、ベゴニア・マクラータ使用機材◎ LEDライト/ BARREL「アマテラス」「ツクヨミ」「スサノオ」、コトブキ「ミニLEDビーンズ」、ゼンスイ「マルチカラーLED」◎その他機材/ライトスタンド:ボルクスジャパン レディオアーム、ミスト機:ゼンスイ fog(パルダリウムに使用)、外部フィルター:エーハイム クラシック2213(アクアリウムに使用)、oase フィルトスマート60(アクアリウムに使用)LEDライト
使用方法◎使用時間/水槽:7時間、パルダリウム・熱帯植物:冬場15時間、夏場10時間ほど
❶:植物棚は各段にパネル型のライトを設置して、同時に複数の株に光を当てている。❷:日当たりがほとんどない部屋のため、パネルライトやスポットライトで必要な場所にLEDの光を不足なく当たるようにしている。
❸:ラックの上でも直接水やりをしやすいようにドライマットを敷いている。❹:通常のライトより眩しい植物育成用ライトの光が漏れないようにシェードでカバー。❺❻❼:ライトのコンセントはスマートプラグに挿し、アプリでタイマーを設定し、ライト点灯のリズムを一定に保っている。
植物も生活のリズムが崩れると健康的な成長が妨げられる
太陽の動きに合わせるため、LEDライトを8~17時の9時間照射するスタイルのりあるさん。タイマーで自動的にオンオフされるように設定し、リズムが崩れないようにしているそうです。また、LEDを設置する際には、特に距離と方向にも気を付けているそうで、「植物は光に向かって成長するため、強い光源が斜めにあるとその方向に徒長してしまいます」。そのため、LEDは真上に設置したり、ときどき鉢を回転させてバランス良く成長するようにしているそうです。「LEDがあれば、太陽がなくても植物を育てられます。なので、庭がない、部屋の日当たりが最悪、などで植物の栽培をためらっている人もぜひLEDでの育成にチャレンジしてみてほしいです」と、りあるさんはLEDによる屋内栽培をオススメしています。
❽❾❿:LEDの下で苗を育てる際には、ライトの熱やファンの風で乾燥しすぎないようにラップで保護。
【出典】『LED LIGHT 室内栽培基本BOOK』著:日本文芸社(編集)