虫のエサになる…。「キッチンのベタつき」放置NG!見逃しがちな“隙間汚れ”を簡単スッキリさせる掃除術
お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)のaidogです。暖かくなる季節に増えてくるのが、キッチンまわりの「虫」トラブル。「えっ、なんでこんなところに虫が?」と思ったこと、ありませんか? 実はそれ、キッチンに残ったベタベタ汚れが原因かもしれません。とくにコンロ周りや調理台の油汚れ、虫にとってはごちそうなんです。そこで今回は、そんなベタつきをスッキリ落として、虫を寄せつけないキッチンにするお掃除法をご紹介します。
虫のエサになる“油汚れ”は、放っておかないのが正解!
キッチンに虫が出やすくなる原因のひとつが、油汚れや食べこぼし。とくにコンロや家電調理器具まわりは、毎日の料理で少しずつ汚れが蓄積されやすい場所です。見た目は気にならなくても、実はベタベタしていたり、調味料が飛び散っていたり……。そのままにしておくと、知らないうちに虫たちのエサになってしまいます。
そんな時に頼れるのが「アルカリ電解水」です。アルカリ電解水は、油汚れをスルッと浮かせてくれる優れもの。さらに除菌効果もあるので、キッチン掃除にはぴったりなんです。今回はこのアルカリ電解水と、クロス・綿棒を使って、隅々まで清潔にする方法をお伝えします。
虫を寄せつけない! キッチンのスッキリ掃除手順
掃除に使うもの
・アルカリ電解水
・マイクロファイバークロス(または乾いた布)
・綿棒
必要に応じて、クロスは使い捨てシートやキッチンペーパーでもOKです。
手順⒈ コンロや調理台にアルカリ電解水をスプレー
まずは、油汚れが気になるコンロや調理台に、まんべんなくスプレーします。汚れにしっかりなじませるのがポイント。時間があるときは1〜2分ほど置くと汚れが浮いて、より落としやすくなりますよ。
手順⒉ クロスでしっかり拭き取る
浮き上がった汚れを、クロスでサッと拭き取ります。調味料のハネや油ジミが気になるところには、アルカリ電解水を直接スプレーしてから拭くと効果的です。丁寧に拭いておくことで、ベタつきがしっかり取れ、あとからホコリがつきにくくなるというメリットもあります。
手順⒊ 細かい隙間や角は、綿棒を使う
クロスでは届きにくいコンロのフチや細かい隙間には、綿棒にアルカリ電解水をつけて落としましょう。
手順⒋ 電子レンジ・トースターまわりもお手入れを
最後に、パンくずや食品カスが溜まりやすい電子レンジやトースターまわりもお手入れしましょう。こちらもスプレーして、クロスでサッとひと拭き。汚れを落とすだけでなく、除菌効果もあるので清潔さを保てます。
掃除後はサラサラの手触りで虫知らずのキッチンに
アルカリ電解水でキッチンを掃除したあとは、ベタベタがスッキリ。触ってみると、サラサラな手触りを感じるはずです。しかも、油汚れや食べカスをしっかり除去しておけば、虫たちが寄ってくる心配もぐっと減らせます。「そろそろ、虫が気になる……」そんなときは、キッチンのベタつきチェックから。アルカリ電解水が1本あれば、今日から簡単に始められますよ。
aidog/ハウスキーピング協会認定 お掃除スペシャリスト クリンネスト1級取得・時短家事スペシャリスト