スイセンの球根をみそ汁にして食べ食中毒
17日(日)、スイセンの球根をサトイモと間違えて食べた上越市の60代男性が、おう吐や下痢などの症状を訴え、入院しました。上越保健所によりますと、男性は現在も入院中ですが快方に向かっているということです。
写真提供:上越保健所
これがスイセンの球根です。形や色などサトイモに似ています。上越保健所によりますと17日(日)、上越市に住む60代男性がスイセンの球根をサトイモと間違えてみそ汁に入れて食べたところ、およそ20分後におう吐や下痢などの症状が現れ、上越保健所管内の病院を受診し、入院しました。男性は現在も入院中ですが、快方に向かっているということです。
男性は自宅にあったスイセンの球根を、サトイモを保管する入れ物の近くに置いていたということです。スイセンには球根をはじめ、葉にも毒があります。県内でスイセンによる食中毒はことし初めてで、去年は葉をニラと間違えた食中毒が1件報告されています。
上越保健所では、種類が分からない植物は人にあげたり食べたりしないこと、食べ物と同じ場所に保管しないよう注意を呼びかけています。