函館市・西部地区で、グルメ&港町散策を楽しむ。素敵なリノベーションカフェ7選
函館ドライブで立ち寄りたい、伝統と歴史ある港町
観光スポットも多い西部地区にリノベーションしたお店が次々オープン。
今回は、poroco7月号「大人のおいしいドライブ旅」掲載のお店、7軒をピックアップしてご紹介。
地元食材のグルメも味わいながら、港町散策を楽しんで。
【1】 BAR RESTAURANTE LA CONCHA Y VASCU
函館屈指の人気店が再オープン
ワイン片手にとっておきの美食を
いわずと知れた函館のスペイン料理の名店「バスク」とその姉妹店「ラ・コンチャ」が長い休業期間を経て、両店の名称を冠したファン待望のお店を再スタートさせた。観光スポットからもすぐの場所にある大正時代の面影を残す建物は、深谷シェフの生家を改装したもの。高い天井の開放的なメインダイニングからは大三坂や、のんびり走る市電も眺められ、旅気分を盛り上げる。訪れたらぜひ味わいたい自家製の生ハムや一口で食べられる多彩なピンチョのほか、スペイン・バスク地方の伝統料理がメニューに並ぶ。一人でも立ち寄りやすく、お酒を飲みながらワイワイ楽しみたい人、しっかりと食事をしたい人、それぞれに向けたメニューやコースも用意されている。
ベイエリアにある大正10年築の建物。深谷シェフの生まれ育った場所でもある。
スペイン料理の代表的食材であるタラを使った「鱈のニンニクパセリソース」1500円。
ワインと合わせてぜひ味わいたい「ピンチョ9種盛り合わせ」2750円。内容は日替わり。グラスワインは990円~。
ワインは赤・白ともにスペイン産が中心で、北海道のものやドイツのものも提供。
カジュアルなメインダイニング。美味しいものを求める大人で夜ごとにぎわう。
2024.1.19 RENEWAL
BAR RESTAURANTE LA CONCHA Y VASCU
(バル レストラン ラ コンチャ イ バスク)
TEL:0138-27-2181
住所:函館市末広町14-6
アクセス:市電十字街停より約5分
営業時間:17:00~23:00 L.O.22:00(日曜、祝日~22:00 L.O.21:00)
定休日:月曜、第1火曜
席数:40席(禁煙)※ほかスタンディングカウンターあり
駐車場:4台
お子さま:大人と同様に食事ができる場合OK
http://www.vascu.com/laconcha/
【2】 lamp
ちょっと休憩にふらり訪れたい
止まり木のような一軒
東京の飲食店で経験を積んだ店主が、縁あって函館へ。スパイスやハーブを使った食材の組み合わせも楽しい惣菜とナチュラルワイン、こだわりのコーヒーなどを提供する使い勝手のいいお店をオープンさせた。ランチがてらに軽く一杯飲みに来る常連や、惣菜を求めて訪れる人など早くも地域から愛されている。
ケータリングなども行なうカフェで料理の腕をふるってきたという店主。スタンディングカウンターで交わす会話も楽しい。
「ベトナム珈琲のチーズケーキ」500円、「ハンドドリップコーヒー」500円。コーヒー豆は世田谷・GLAUBELL COFFEEのもの。
「前菜盛り合わせ」1200円~。自家製「パテ・ド・カンパーニュ」はワインとの相性も抜群。グラスワインは1杯750円~。
函館市指定の伝統的建造物をリノベーション。大正10年築で、1Fは和風、2Fは洋風スタイルが残されている。
2023.11.11 NEW OPEN
lamp
TEL:050-6866-1092
住所:函館市元町30-10
アクセス:市電十字街停より約6分
営業時間:11:30~16:00(金・土曜は19:00~23:00 L.O.22:30の夜営業もあり)
定休日:日・月曜
席数:4席(禁煙)※ほかスタンド席あり
駐車場:なし
お子さま:OK
Instagram:@lamp_hakodate
【3】 café Mägin
築100年を越える趣ある蔵で
古き良き函館の歴史に触れる
「函館の歴史的な建物に気軽に親しんでもらえたら」と、元質屋の蔵を活用したユニークなカフェ。地域の老舗茶舗から仕入れる日本茶や、こだわりのコーヒー、自家製スイーツなどを提供。イートインスペースには蔵に眠っていた古物がセンスよくあしらわれ、タイムスリップした気分に。店主セレクトの雑貨も販売。
2Fのイートインはソファ席主体。古いカメラや新聞など、時代を感じるアイテムが飾られている。
1Fのスペースでは雑貨を取り扱い。カフェで使用しているものもあるので、気に入れば購入できる。
鉄瓶のまろやかな湯で淹れる「緑茶」。函館の老舗・龍栄堂の和菓子付きのセットは900円。6/20よりパフェがスタート。
古い建物に調和するモダンなカウンター。函館で生まれ育った気さくな店主との会話も楽しい。
元は質屋の蔵として使われていた、趣のある大正時代の石蔵。
2024.3.15 NEW OPEN
café Mägin
(カフェ マギン)
TEL:なし
住所:函館市宝来町33-2
アクセス:市電宝来町停より約2分
営業時間:12:00~17:00
定休日:火・水曜 ※7月より火曜のみ
席数:18席(禁煙)
駐車場:3台
お子さま:OK
Instagram:@magin_cafe
【4】 Jicon
滋味あふれるやさしいごはんと
手づくりおやつに体が喜ぶ
複合ポップアップ施設「航路 /kohro」にオープン。中医学の知識や食養生の考え方をベースにしたメニューを提供。オーガニックを中心とする地元の旬野菜や、近海の鮮魚、伝統的な調味料を使った味わいはどれも五味がしっかり、しみじみとした美味しさ。アレルギーにも対応しているので、相談してみて。
店内は靴を脱いで上がるスタイル。店主の自宅を訪れたようなくつろぎの時間を過ごして。
「養生ごはん」1300円の内容は日替わり。写真は「ほっけのレモン&ハーブバターでホイル焼」。
自然な甘さの「白きくらげと季節のフルーツを使った甘酒汁粉」400円、「ターメリックラテ」450円。
看板ネコの「ぐり」ちゃんと「ぐら」ちゃん。
複合施設の「街角NEW CULTURE」が、5/16より「航路 / kohro」と名称変更。店内では、ヨガ講師でもある店主によるヨガ教室も開催。
2023.10.6 RENEWAL
Jicon
(ジコン)
TEL:なし
住所:函館市末広町12-8「航路 / kohro」 2F
アクセス:市電十字街停すぐ
営業時間:11:30~18:00(土・日曜は~21:00)
定休日:火曜~木曜
席数:15席(禁煙)
駐車場:施設Pあり
お子さま:OK
Instagram:@jicon_hakodate
【5】 CAFE Ruska
のんびりと流れる時間が心地いい
手づくりサンドイッチのカフェ
長くコーヒーチェーンで経験を積んだ店主が、故郷・函館で営む小さなカフェ。築90年以上の古ビルをリノベーションした趣のある空間で味わえるのは、素朴ながら洗練されたサンドイッチプレートとコーヒー。ほっと肩の力が抜けるような味わいにも癒される。北欧のブランドによるオシャレな器にもぜひ注目を。
コンパクトながら天井の高い空間はどこか北欧を思わせる。場所柄、海外からのゲストも多いそう。
「ホットサンドセット」1400円。写真は「塩こうじ鶏ハムと大葉のグリルドチーズ」。
自家製スイーツも人気。「コーヒーゼリー アフォガード」600円、ホワイトチョコのカッサータ」450円。
築年数不明、1934年の大火に残った歴史あるビルの1Fにオープン。夏季はカウンター席も登場。
CAFE Ruska
(カフェ ルスカ)
TEL:なし
住所:函館市末広町9-9 カルチャーセンター 臥牛館1F
アクセス:市電十字街停すぐ
営業時間:9:30~16:00(なくなり次第終了)
定休日:木・日曜、祝日、隔週水曜
席数:3~6席(夏季カウンター席あり)
駐車場:近隣に公共Pあり
お子さま:OK
Instagram:@cafe_ruska
話題のリノベーション施設
函館西部地区にある伝統的建造物・旧守屋住宅を再生した、シェア型の複合施設が話題に。
aremo koremo
歴史ある景観を大切にしながら
小商いで西部地区を元気に!
ベイエリアからすぐの場所にある古い建物をリノベーションし、様々なタイプのお店が入居する注目の複合施設。飲食店だけでなくフラワーショップや美容室などもあり、訪れる度に楽しい出合いがありそう。今後も続々とお店がオープン予定!
伝統的建造物を次世代に繋ごうとクラファンを呼びかけ募集金額を達成。小さな商いで地域を活性化する。
2023年6月 NEW OPEN
aremo koremo
(アレモ コレモ)
TEL:なし
住所:函館市末広町14-4
アクセス:市電十字街停より約4分
営業時間:店舗により異なる
定休日:店舗により異なる
駐車場:なし
Instagram:@hakodate_seibu_reno
【6】 hakko kitchin
発酵料理の人気店が常設に
ランチとデリが味わえる
発酵料理メインの間借り店として人気だったお店が常設のお店に。ボリュームもあるランチプレートが評判で、自家製の麹調味料を使ったタコライスやタンドリーチキンなど、趣向を凝らしたお惣菜はどれも新鮮な驚きがあるものばかり。
商店街のように、複数のお店が連なる。気軽にめぐってみて。
「本日の気まぐれプレートLUNCH」1500円。野菜もたっぷり摂れるプレートは、デザートまで付いてうれしい内容。
店内は席予約もOK。今後はお惣菜の持ち帰りなどもできるようになるそう。
2023.8.20 NEW OPEN
hakko kitchin
(ハッコウ キッチン)
TEL:なし
住所:函館市末広町14-4
アクセス:市電十字街停より約4分
営業時間:11:00~15:00 L.O.14:30
定休日:月曜、ほか不定休あり(SNSを確認)
席数:2席(禁煙)
Instagram:@kabu821_hakko_kitchen
【7】 White Seed
人気の隠れ家ビアバーが
客席を増やしてリニューアル
通路のいちばん奥にある、幅広いテイストのクラフトビールが楽しめるビアバーが店内を一新。グラス1杯だけのライトな利用や、ほかの飲食店のフード持ち込みもOKという気軽さがうれしい。西部地区めぐりのひと休みにぜひ立ち寄ってみて。
店主がファントムブルワーとして醸造したビールや、国内外からセレクトした銘柄が並ぶ。
2024.6.21 RENEWAL
White Seed
(ホワイトシード)
TEL:なし
住所:函館市末広町14-4
アクセス:市電十字街停より約4分
営業時間:11:00~24:00
定休日:木曜、ほか不定休あり(SNSを確認)
席数:30席(禁煙、一部スタンディング)
駐車場:なし
お子さま:OK
Instagram:@whiteseed_beer