【菊池市】ダムの底に沈むはずだった彼岸花たちが歌う秋~伊坂区の彼岸花の里~
一体いつになったら涼しくなるのだろうという日々が続いている熊本県。ですが、秋の始まりの彼岸花は次々と咲き始めております。 早くも枯れている所もありますが、今回ご紹介する伊坂区の「彼岸花の里」はまだ蕾もたくさんありました。
伊坂区彼岸花の里
伊坂区彼岸花の里、は、「菊池遺産」となっております。
空も美しく、夏は暑すぎてあまり見上げる事が出来なかった分、大きく息を吸い込み見上げます。地球というものの尊さを感じ、「秋よ永遠に」と思うのは私だけではないはずです。
にょきにょきと蕾も沢山。
こちらの彼岸花は竜門ダムに水没予定の班蛇口(ハンジャク)地区の協力を経て、2トントラック4台分、およそ10万球の球根を伊坂に移植したそうです。
ダムの底に沈んでしまう予定だった彼岸花たち。
時期がとても短く気候や、仕事がお休みの日、気候が良い日、などを調整しているとあっという間に枯れてしまう彼岸花。貴重な秋の風と共にすぐに消えてしまいます。
こちらの「彼岸花の里」は真っ赤な風景というよりも、彼岸花の赤い列。金色の稲穂を縁取るような、光景がとても印象的でした。
白い彼岸花の花言葉は「想うはあなた一人」。 一つも見つけられませんでしたが、どこかしらにありそうです。