『ダンジョンズ&ドラゴンズ』Netflixでドラマ化 ─ 「ストレンジャー・シングス」ショーン・レヴィが放つビッグプロジェクト
『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の実写ドラマ版「The Forgotten Realms(原題)」が、で開発中であることがわかった。「ストレンジャー・シングス 未知の世界」や『&ウルヴァリン』のショーン・レヴィ、米ハズブロ・エンターテインメントが手がける大規模プロジェクトとなる。米が報じた。
『ダンジョンズ&ドラゴンズ』は、1974年に発売された元祖TRPG(テーブルトーク・ロールプレイング・ゲーム)。ドラマ版のタイトル「フォーゴトン・レルム(Forgotten Realms)」は、同ゲームで1987年に登場した代表的な架空世界のこと。映画『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』(2023)の原作も、このフォーゴトン・レルムズの設定をベースにしている。
ショーランナーおよびパイロット版(第1話)の脚本は、ドラマ「WeCrashed ~スタートアップ狂騒曲~」のドリュー・クレヴェロが担当。製作総指揮にはクレヴェロ、レヴィ、そしてレヴィの制作会社21 Lapsのダン・レヴィーンが名を連ねているという。現時点で、Netflixおよびハズブロ・エンターテインメントの広報担当者はコメントを控えている。
『ダンジョンズ&ドラゴンズ』のドラマ化企画は、2023年1月に米Paramount+でのシリーズ化がていた。当初は『レッド・ノーティス』(2021)のローソン・マーシャル・サーバーが脚本・監督、クレヴェロがショーランナー、『アウトローたちの誇り』を手がけたパラマウント・ピクチャーズとeOneが共同制作を務める予定だったが、最終的に企画は頓挫した。
その後、クレヴェロを中心に、サーバーやパラマウント、映画版とは関連性を持たない新企画として再開発が進行。「ストレンジャー・シングス」の監督兼プロデューサーであるレヴィが参加したことで、21 Lapsが契約を結んでいるNetflixでの開発が決定したようだ。本作「「The Forgotten Realms」が成功すれば、『ダンジョンズ&ドラゴンズ』ユニバースの展開につながる可能性もあるという。
なおレヴィが製作を務めて大ヒットした「ストレンジャー・シングス」劇中には、少年少女たちがダンジョン&ドラゴンズをプレイするシーンが象徴的に登場する。
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