湘南龍拳吉井さん ボクシング全国準V 夏へ向けリベンジ誓う
湘南龍拳ボクシングフィットネスジム(平塚市宮の前/川端龍也会長)に所属する吉井康介さん(武相高3年)が、3月に行われた「全国高等学校ボクシング選抜大会」で準優勝した。
最軽量クラスのピン級(46kg)に所属し、相手との距離を取って戦うアウトボクシングスタイルを得意とする吉井さん。今年1月に行われた関東大会で優勝し、全国への出場権を得た。
初戦は2学年下の相手に快勝。準決勝で戦った相手は技術とスピードがある強敵だったが、自分のペースを保つことで勝利を掴んだ。
決勝は4年前に戦ったことがある選手との対戦だった。素早い動きでカウンターを狙う相手に対し、フェイントと上下の打ち分けを増やすことで対応。しかし、ポイントの取り方に優れた相手に判定負けした。
吉井さんは「対策をしていたが、思っていた動きを相手があまりしてこなかった。高校で全国優勝するのが目標なので、夏のインターハイでリベンジをしたい」と話し、川端会長は「作戦通りに戦ってくれた。高校最後の夏に期待している」とエールを送った。