「体力おばけ...」超パワフルな1歳児に翻弄される母。文化系家族に生まれた"体育会系ガール"のエピソードに爆笑
どこか"人生の先輩"のような大人びた雰囲気を漂わせる長男のよいたん(5歳)と、令和生まれのギャル妹・しおさん(1歳)。そんな兄妹の日常をユーモラスに描いたコミックエッセイ『しおさん1歳 令和ギャル爆誕の道のり』がSNSを中心に人気を集めています。<
今回は本作より、体育会系ガール・しおさんのパワフルエピソードをご紹介。著者・まぼさんにもお話を伺いました!
「体育会系の2人」のエピソードは...
しおさんは、タフでパワフルな体育会系ガール。物怖じしない性格で、いつも全力! 派手に転んでも「オッケー、行こうか」と笑顔を見せるほどの打たれ強さの持ち主です。
赤ちゃんの頃から元気いっぱいで、あまりボーっとしていることがなかったしおさん。手押し車を買ったら大喜びで、夜眠る前までずっと押している日々が続いたのでした。
まぼさんの夫は、しおさんのパワフルさについて「まぼちゃんのお母さんの隔世遺伝なのではないか」と予想。なぜなら...
まぼさんの家族も、夫の家族も、みんないわゆる「文化系」なのです。そのなかで唯一まぼさんのお母さんだけが、「体育会系」なのでした。
まぼさんのお母さんはとにかく体力があって、早朝にパンを生地から作り、卓球の試合を済ませ、まぼさん宅に寄るほどのパワフルな人なのだそう。
家に上がってゆっくりすることもなく、子どもたちをぶん回して遊び、夕方からはお友だちが来るから帰るなど、とにかく「強い」母なのです。
まぼさんが実家に帰るとタフな2人が揃い、早く寝たまぼさんよりも早起きしていることも。
まぼさんはパワフルなお母さんが好きで、娘のしおさんが似ていることも嬉しいのだそう。
しおさんもまぼさんのお母さんが大好きで、頬を舐めちゃうほど。さらに深夜3時に目が覚めたときも、「ばぁばん家 行こうか...今」と言い出すくらいに、ばぁば愛強めなしおさんなのでした。
著者・まぼさんに聞きました!
──しおさんのパワフルなエピソードに笑ってしまいました。このエピソードを書こうとしたきっかけはなんですか?
まぼさん:昨年末、実家に帰省をして年越しをしたとき、食事中もばぁばの膝の上に座り、ばぁばの頬を愛おしそうに舐めるしおさんを見てこのばぁばへの想いを漫画にしたいなと思いました。
──しおさんの「ばぁば」は、まぼさんのお母様ですよね。まぼさんから見たお母様はどんな方ですか?
まぼさん:私の母は今年で67歳です。一般的には高齢者の枠に入るのですが、66歳でダイビングのライセンスをとったり、1日に3〜4件予定を入れたりと、むしろ私よりも体力あるよね!? と思うことが多く、漫画を描く中で、改めて母へのリスペクトの感情が湧いてきました。
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1歳にしてすでに母を驚かせるほどパワフルな体育会系ガール・しおさん。今後の成長がますます楽しみですね。