Yahoo! JAPAN

夫に熟年離婚を切り出された!妻に聞いた葛藤と“それから” #2「一言も口をきかない夫」

ウレぴあ総研

子どもたちが手を離れ、これからゆっくりと自分の時間を持てると思っていた矢先に突きつけられた、夫からの離婚話。

熟年離婚は「配偶者から突然切り出される」ケースは多々あり、考えていなかったほうは当然混乱します。

離婚を拒否するか、受け入れるか、人生の大きな岐路に立たされたとき、妻は何を考えるのでしょうか。

実際に夫から熟年離婚を切り出された女性たちに、そのときの葛藤を伺いました。

ハピママ*

「夫が離婚したがっていることは、薄々と気がついていました。

自分名義の銀行のカードや通帳を『自分で管理するから』と言い出して私には生活費を渡すだけになり、子どもたちが家を巣立った後についてもまったく話題にしようとはせず、『そのうち言われるのかな』とは思っていましたね。

でも、正直に言えば現実味はなくて、ずっと距離のある夫との生活はふたりになっても続くと、どこかで信じていました。

次女が県外の大学に進学することが決まったときに『離婚したい』と言われ、そのときにはもう、財産分与や次女の学費の払い方なども全部夫は決めていました。

『いきなり言われても困る』とまず返事をして、それからずっと家庭内別居の状態です。

私はパート勤めでひとり暮らしができるような収入ではなく、実家に帰るとしても県外で、すぐに身動きが取れないことは、夫も理解していると思います。

問題は子どもたちのことで、ふたりの娘にはまだ打ち明けてはいませんが、離婚することがどんな影響を与えるのかわからずに不安です。

『片親になれば次女の就職に不都合は出ないか』『ふたりが結婚するときにどんな参列の仕方になるのか』など、いろいろなことが気になります。

娘たちは夫とすごく仲がいいわけではないけれど嫌っている感じもなく、離婚はやっぱりショックを受けるだろうと思います。自分の身の振り方も考えないといけないけれど、娘たちのことを考えたらせめて次女の就職を見届けてからでもいいのではと、身勝手な夫を責めたくなります。

家庭内別居になってから一言も口をきこうとしない夫とは、離婚は確実だろうとは思いますが、私自身の気持ちが固まらず苦しい毎日を送っています」(50代/小売業)

配偶者に離婚を考えている気配があっても、いざ現実になるとなかなか心がついていけない、という人は多いと思います。

大きくなっている子どもたちへの影響なども今さらのように考えることになると、自分の「どうしたいか」がわからなくなるのは、仕方ないのかもしれません。

それでも配偶者の気持ちが変わる可能性は低く、いつかは向き合うことから逃げられないのが、離婚の問題といえます。

(ハピママ*/弘田 香)

【関連記事】

おすすめの記事

新着記事

  1. 【妙高市・斐太歴史の里】3月下旬~4月上旬に園内のいたるところでカタクリが群生します

    日刊にいがたWEBタウン情報
  2. 毒を持つのは確実でも成分は不明なシソに激似のヤバい葉っぱとは?【眠れなくなるほど面白い 図解 毒の話】

    ラブすぽ
  3. 奈良・京都へ行くなら見たほうがいいヤツ 約35年ぶりに運行する臨時特急列車を記念し、おトクな切符の発売やポイントバックなどのキャンペーンを展開!

    鉄道チャンネル
  4. ゴスペラーズ30周年、日本のヴォーカルグループの第一人者が踏み出す新たな一歩

    SPICE
  5. 【公演情報】4月は「劇団寿」による大衆演劇公演 —— 古町演芸場(新潟市中央区)

    にいがた経済新聞
  6. 燕市・弥彦村統合浄水場が完成し4月から本格稼働 県内最大規模のセラミック膜濾過システムを採用(新潟県燕市)

    にいがた経済新聞
  7. 全9品目の彩り豊かなお値打ち御膳!神戸・新長田の『おとと酒場 海やびの』 神戸市

    Kiss PRESS
  8. 【スープ?おかず?どっちもいける!】ふわとろ卵が絡むやみつき必至のレシピ♪

    BuzzFeed Japan
  9. みきママ、次男が家出して反省「早く帰ってきて欲しい」

    Ameba News
  10. 犬がメガネを奪い逃走→物々交換をしようとした結果…策士すぎる『まさかの作戦』が5万再生「いたずらしたい放題で草」「めっちゃ可愛い」

    わんちゃんホンポ