「越後・謙信SAKEまつり」おちょこ片手ににぎわい 今年はTシャツの販売も
上越市や妙高市などの地酒が集う「越後・謙信SAKEまつり」が、きょう19日(土)とあす20日(日)の2日間、上越市の高田本町商店街で開かれます。訪れた人たちがおちょこを片手に、試飲を楽しんでいます。
19回目の今年は上越市と妙高市の日本酒を中心に、ワインやクラフトビールなどの酒が32の蔵元や醸造所から提供されました。
妙高市から来た20代の女性2人
「ふだんから日本酒を飲んでいる。目当ての日本酒もあって、おいしい」
イベントでは日本酒「車懸」が1000本限定、2日間にわたって販売されます。
「車懸」は「SAKEまつり」に合わせ、毎年、県酒造組合高田支部の蔵元が持ち回りで造っています。今年は上越市柿崎区の頚城酒造が地元の湧き水、「大出口泉水」を使って仕込みました。初日は販売前から「車懸」を買い求めようとする人たちの列ができていました。
会場では、まつりのオリジナルTシャツが初めて販売されました。デザインは「酒」に合わせて「サケ(鮭)」や高田に咲く「サクラ」などを組み合わせています。
考えたのは上越教育大学附属中学校、県立高田商業高校、上越高校サッカー部の生徒20人あまりです。Tシャツは180枚限定で、会場では生徒みずから販売しました。
附属中学校の生徒
「自分たちが考えたのものが売られ、新鮮な気分。上越のことが思い出に残ってほしい」
このほか、天ぷらやラーメンなどのグルメが47のブースで販売され、家族連れなどでにぎわっていました。