沖縄移住5年目!ゴミを拾っていたら劇的に人生が変わった5つの生活変化。ゴミ拾いダイバー東 真七水のビフォーアフター!
こんにちは!「水中ゴミ拾い専門店Dr.blue」でゴミ拾いダイビングのインストラクターをしている東真七水(アズママナミ)です。今回は沖縄に移住したことを振り返って書かせていただきます!
私は普段「スキューバダイビング」と「ゴミ拾い」を掛け合わせ、海の底に沈んだゴミをスキューバダイビングをしながら楽しく回収するという「水中ゴミ拾い」を新しいマリンアクティビティとして広める活動をしています! 海が大好きで海を綺麗にすることをお仕事にしている私ですが、出身地は海のない奈良県になります。 仕事の関係で2018年に奈良県から東京に異動したのですが、沖縄移住をどうしても諦められず、2020年に沖縄県の那覇市へ移りました。 私の沖縄移住のきっかけはというと、2019年のときに沖縄旅行でスキューバダイビングを体験することになったのです… 海なし県で生まれ育った私は、もともと海への関心度はゼロだったんです。 ですが、あるときテレビで女性ダイバーのインタビューを目にして『なんだかおもしろそう!!』と思い、ちょっとした好奇心から沖縄でダイビングに挑戦したのです。 このときの沖縄でのダイビングを通じて、圧倒的な海の美しさをはじめて知り、そのダイビング(沖縄の海)が私にとって人生最高の体験となりました。 ダイビングを経験し、海の魅力を知った私は環境問題に目を向けるようになり、そして、こんなに素晴らしい世界を見せてくれる海に何かお礼ができないだろうかと考えた結果、ゴミ拾いにたどり着きました。 今年で沖縄移住5年目を迎えますが、生活や価値観はガラリと変わりました! 今月はそんな5つの生活変化(ビフォーアフター)について書かせていただきます♪
01.沖縄移住では車が必要!?
沖縄の車社会で脱ペーパー!今ではほとんど毎日運転するようになった♪
大学時代に免許合宿で普通自動車免許を取得した私ですが、その後はすっかりペーパードライバーになっていました。 皆さんもご存知かとは思いますが、移住した沖縄県は日本で唯一鉄道がない県で、自家用車がなければバス、もしくはモノレールでの移動となります。 とはいえ、モノレールだと那覇市周辺の一部エリアにしか行くことができませんし、バスであっても路線によっては運行している本数、エリアがやはり限られています。 そのため車がないと不便と感じる場面が非常に多かったです。 特に私の場合は海に魅了されて沖縄移住を決意して沖縄県に来ていたので、私生活がとてもアクティブです。 「色んな沖縄の海へ行ってみたい」という欲望を満たすため、私の場合は車は必須でした! そのためまずペーパー講習を受け、その後リースで毎月車を借りるようになりました。 当時を思い返すと2021年時点での相場にはなりますが…2〜3万円/月(保険料込み)という感じで、車種にこだわらないなら比較的リーズナブルに借りられます! そした、沖縄で車がある生活に慣れてしまうと「もう車なしでは生活できない!」と強く感じ、中古車で軽自動車1BOXを購入しました。その車は現在お仕事でも活用しています。 私は沖縄移住して車が手放せない生活ですが、周囲の移住者の方のお車事情を見ていると、車なしで長年生活されている方もいらっしゃいます。 ただ車があると行動範囲が圧倒的に広がるので、大多数は車を所有されている印象です。
02.沖縄の気候は暖かい
年中のほとんどをビーチサンダルで過ごせる暖かい気候!
2月でもビーサンで出かけちゃう日があります♪
沖縄移住して個人的に一番気に入っているところが、暖かい気候です。 暖かいということと、スギやヒノキの木がないので花粉症の苦しみから開放されることも嬉しいことの一つです。 ちなみにどのくらい暖かいかというと、1〜2月の真冬シーズンでも最高気温が20度近い気温の日があり、晴れていれば半袖×短パンで過ごせます。 私は寒いのがとにかく苦手なタイプで、出不精になってしまうので、この気候のおかげで沖縄移住してから1年を通してフットワークが軽くなりました。 ちょっとスーパーへ行きたい時など、ビーチサンダルでフラット出かけられるのはそんな私にとって大きな利点で、随分ストレスがなくなりました。 ※雨の日や朝晩はビーチサンダルだと限界を感じる時もあります。 一方、夏のシーズンは、風が吹いてくれないと湿度が高くなり沖縄特有の蒸し蒸しとした暑さに襲われますが、東京などビル群の異様な暑さほどではないと思っています。そして、暑さより寒さの方が私にとっては苦痛なので、そういった部分も沖縄の気候は自分の好みに合っていると思っています。 ちなみに 約5年も沖縄に住んでいると、仕事柄ビーチサンダルさえあれば生きていけるような気さえしてくるため、所持している靴の数が半分になりました。 以前までは20足以上あったのが、今は10足程度です。 沖縄移住して驚いたのは沖縄の気候の特徴として、前日までは夏のように暑かったのに翌日は一気に冷え込むという日があります。 昨日は半袖で出歩いていたのに、翌日はヒートテックを仕込んで上着を羽織って出かけていたりするのです。このような時はビーチサンダルだとキツいときもあります… そのため冬は毎日天気予報をチェックする必要があります。
03.沖縄移住と言えばやっぱり海!
週末になると海へ!いつでも気軽に潜れるようになった♪
ご存知の通り沖縄といえば美しい海がすぐそばにある環境です。 ダイビング船に乗って海へ行くこともあれば、マイ器材を持参してビーチからエントリーすることもでき、色んな海に、色んなスタイルで遊びに行くことができるのです。 ちなみに東京に住んでいた時は1〜2ヶ月に一回ダイビングに出かけていましたが、沖縄移住してからは海へ行く回数が週1〜2回くらいになったので、東京時代の5倍以上は海へ出かけるようになったと思います。 「明日は天気がいいし海へ行こうかな」くらいの思いつきで、とても気軽に遊びに行きます。 真冬でも本土よりは気軽にダイビングができます!といっても寒いですが、ウェットスーツを着用すれば海に潜れますので、そんな沖縄は海好きにとって楽園のような場所です。 こちらは、余談ですが沖縄は横の繋がりがとても強いことも特徴です。 沖縄移住の当初、私は友達が一人もいなかったのですが、インスタグラムで海の様子を発信していると、自然に海仲間ができ、友人作りの場にもなっていました♪
04.沖縄移住してお酒が強くなった!?
昔はお酒嫌いだったのに、泡盛まで飲めるように!お酒を嗜めるようになった♪
沖縄県に住まれる方々は、とにかく飲み会好きな方が多いです(笑)。 沖縄には定期的に集まる「模合(モアイ)」という文化があり、お酒を飲みながら親睦を深めることが目的です。 そのためのせいか、他府県よりもお酒好きな方が多く、朝まで飲むこともありますし、お誘いして頂くことも多いです。 なので、移住者で飲まれる方ももちろん多いのですが、沖縄で生まれ育った「ウチナーンチュ(沖縄県出身を表す方言)」の方々の飲みべが特に高いと感じています! 私自身もそんな飲み会に参加していく中で、いつの間にか、「焼酎美味しいかも…」「日本酒美味しいかも…」「泡盛美味しいかも…」と感じるようになっていきました。 そしてとても素敵だと思うのが、沖縄の方々は本当に楽しそうにお酒を飲まれるというところです。私もついつい一緒に飲んでしまうので、お酒がすっかり強くなった気がします♪ あと、県外の方によく聞かれる質問が、「沖縄って美味しいお店あるの?」です。 食文化が異なるので心配される方が多いようですが、個人的に美味しいお店はたくさんあります。また、リーズナブルなお店が比較的多いです。 私は今までに、奈良、バンクーバー(カナダ)、東京に住んでいたことがあるのですが、正直いって食生活は今までで一番満足しています♪
05.沖縄移住したら人目が気にならない!?
なんだか人目が気にならない!ファッションやメイクにお金や時間をかけなくなった♪
沖縄移住前は東京に住んでいた私ですが、沖縄に住んでからは人目を気にしなくなったと感じています。 具体的な理由はなく分析できている訳ではないのですが… なんとなく、街中を歩いていても気候のせいかラフなファッションで過ごしている方が多いため、私も「そこまで気を使わず、ラフに過ごしてしまおう…」と徐々に気負わなくなった気がします。 前職が美容部員だったこともあり、お化粧することが当たり前の日々でした。 昔はすっぴんで外出することなんて夜中のコンビニへ行く時であっても絶対に嫌だったのですが、今ではそこまで神経質ではありません。 買い忘れがあれば、もちろんすっぴんで行きます!笑 それに加えて、お洋服もあまり買わなくなりました。 東京に住んでいた時はざっくりですが年間20万円〜30万円くらいはファッションに使っていた気がします。 沖縄移住してからは年間10万円未満で、流行などにも疎くなりました…笑 ただその代わり、ダイビングに必要なラッシュガードやウェットスーツ、フィンなど、趣味や仕事にお金を費やすようになっています!
最後に...私の沖縄移住は...
私は沖縄は快適で住みやすい場所だと感じています。
個人的には移住したデメリットを挙げる方が難しいくらい、沖縄での生活がとにかく気に入ってます。 また、こういった生活の変化から私自身の内面にも変化があったように思います。 例えば、「人目を気にしない」ということから、自分らしくポジティブに生きられるようになったと感じます。 海などの美しい自然がすぐ近くにあることから、環境問題について「自分ごと」として考えるようになりました。 日常的にゴミ拾いをしたり、海にやさしい洗剤やシャンプーを使うようにしています。 働き方においても、以前は化粧品会社に勤めるサラリーマンで、今はダイビングショップを営む個人事業主です。仕事内容や働き方もがらっと変わっています。 細かい部分を上げるとキリがないのでここまでにしますが、昔と比較するとまるで新しい自分に生まれかわったと感じるくらい、たくさんの変化がありました。 それほどに沖縄は、特有の雰囲気や魅力がある場所だと思っています。
沖縄移住して5年目、今月はこれまでの沖縄生活を振り返ってビフォーアフターの記事を書きましたが、来月からはまたゴミ拾いをテーマにして書かせていただきます! 今月も最後までお読み頂きありがとうございました。 来月もよろしくお願いします^^ #沖縄移住 #ゴミ拾いダイバー東真七水