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多摩美大学院生 アニメで地元の魅力発信 関東デジコンで入賞

タウンニュース

関東総合通信局長賞を受賞した奥山さん(右)と同局の箭内さん

多摩美術大学大学院の奥山樹生さんの制作した八王子の歴史的な偉人・大久保長安について紹介したアニメーション動画が、総務省関東総合通信局が主催する「関東デジタルコンテンツ・アワード2024」で関東総合通信局長賞を受賞した。

同アワードは、学生によるデジタルコンテンツの制作を通し、地域の魅力を再認識することなどを目的に行われている。

応募資格は、関東圏の学校に在籍する個人やグループ。今年は応募された18作品の中から6つに関東総合通信局長賞が贈られた。

奥山さんは昨年、市内で行われた「令和6年度八王子学生CMコンテスト」に、八王子の街の基礎をつくったといわれている大久保長安を題材としたアニメ動画を制作して応募。今年2月に全41作品から最優秀賞に選ばれた。そこで、CMコンテストの主催で産学連携機関である大学コンソーシアム八王子が、同時期に実施しており目的が類似している同アワードに推薦。その結果、最高賞である関東総合通信局長賞の受賞に至った。

ラップで紹介

動画は30秒間。親しみやすい絵柄で描かれた長安と一緒に、さまざまな功績をラップで紹介する。「まちの礎築いたひげがお茶目なお兄ちゃん」「堤防築いた石見土手まちを見守り安全に統治」など、覚えやすい歌詞を並べた。

奥山さんは、同大学院で演劇舞踊などを学ぶ2年生。以前から長池(別所)に伝わる「長池伝説」を地域のイベントで講談調に披露するなど、まちの歴史に関心を寄せ、新しい見せ方を模索してきた。CMコンテストにも過去2回出品しており、今年の題材を探すなかで大久保長安について知り、「多くの人に知ってもらいたい」とこの動画を制作した。

3月27日に多摩美術大学八王子キャンパス(鑓水)で行われた表彰状手交式には、奥山さんの他、総務省同局から上席企画監理官の箭内昌広さんらが出席。同賞に選んだ理由として、「ラップを入れ込む企画力の高さやリズミカルさが楽しめた」と評価のポイントを説明した。

受賞作のアニメーションの一部

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