『名前を呼んだら返事して欲しい…』猫の名前を呼び続けた結果…『不器用すぎる返答』に「愛おしいw」「最高の信頼の証」の声
YouTubeチャンネルに投稿されたのは、元捨て猫ちゃんが飼い主さんとの信頼を築く様子をとらえた動画。猫が飼い主を信頼した証でもある「名前を呼んだらお返事」をしてくれるようにコミュニケーションを取っていましたが、主張が控えめな猫ちゃんの『まさか!』な行動が話題です。この動画は記事執筆時点で1.2万回再生され、「ムッギーどんどん成長してますね〜〜かわいい」「お返事してもらうと嬉しいよね〜飼い主は」などの声が集まっています。
『不思議な縁』で迎えられた子猫
この動画のメインは、元捨て猫のトラネコの子「琥麦(コムギ)」ちゃん。猫に縁のあるこの飼い主さんは、今までたくさんの捨て猫と出会い、里親さんに譲渡した経験が豊富。琥麦ちゃんは、過去に猫を譲渡した里親さん伝手にやってきたという不思議な縁があります。
今まで同様里親さんを探す予定でしたが、保護される前からあった片目の炎症で、軽度なものの症状が残ったために、飼い主さん宅に迎えられることになったそう。
『不思議な縁』はそれだけでなく、琥麦ちゃんが迎えられる前年に亡くなったキジネコの「時雉(トキジ)」ちゃんに似通ったところがあるんだとか。
主張が控えめなところや、鳴き声が小さく「ゃぃ」と聞こえるところまで共通しているそうですよ!
飼い主さん宅の歴代家猫「共通課題」はお返事!
琥麦ちゃんはお家に迎えられてからというもの、先住猫ちゃんたちとも上手に接して、通院・投薬なども問題なくこなしてくれる飼い主さん曰く「優等生」な猫ちゃん。すくすくと成長し、まだ顔つきは幼いものの大人の猫になりつつあります。
ただ、唯一してくれないのが名前を呼ばれたときの「お返事」!飼い主さんのコミュニケーションで、里親に出した子も含めて歴代の猫ちゃんはみんなお返事ができるようになっていたそう。
それだけにお返事は飼い主さんにとって『我が家の猫の証』というほどの大切なポイントです。
気づかなかった!よーく口元をよく見たら...
同じくお返事が苦手だった先代の時雉ちゃんは、できるようになるまで4年の歳月を費やしだんだとか。
懐いてきているのになかなかお返事してくれない様子は時雉ちゃんのよう...と、飼い主さんが想いを馳せながら「ムギ」と呼んだところ、なんと口元が「ゃぃ」の形に!
実は琥麦ちゃん、いつからやっていたのか、鳴き声の聞こえない「サイレントニャー」で飼い主さんにお返事をしていたのでした。
懸命に甘えアピールをして何度も「サイレントニャー」をしてくれる琥麦ちゃんですが、耳を澄ませても吐息の音くらいしか聞き取れません。
飼い主さんは「声をかけた時はほかの先住猫たちもそばにおり、鳴く必要がないからかも」と考察。お返事アピールが苦手なところに、やっぱりどこか時雉ちゃんの面影を感じる飼い主さんなのでした。
動画のコメント欄には「琥麦ちゃんも時雉のようにお返事するまでの期間が長くなるのかな。」「サイレントニャーは最上級の甘えって言いますよね!たまらなく可愛い」「声聞こえなくても愛はビシバシ感じる」「何から何までトッキーと一緒」など、先代猫の時雉ちゃんとの共通点を懐かしむ声も多く上がっていました。
YouTubeチャンネル「ねこかます nekokamasu」では、預かりの子猫ちゃんの様子や個性豊かな先住猫ちゃんとの日常が投稿されています。
写真・動画提供:YouTubeチャンネル「ねこかます nekokamasu」さま
執筆:遊馬
編集:ねこちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。