東京では23万人動員、和食の魅力に迫る特別展が京都で開幕!GWの注目イベントに
京都文化博物館で4月26日より開催の特別展「和食 ~日本の自然、人々の知恵~」。四季や風土に根ざした食材や調理法を通して、ユネスコ無形文化遺産である和食文化の奥深さを紹介。映像や実物展示を交え、五感で楽しめる内容です。
和食の魅力に迫る特別展が京都で開幕
ビジネス街の烏丸御池エリア、一際立派な洋館の京都文化博物館があります。歴史、芸術や工芸品が展示され、特別展も随時開催し、京都府民に親しまれている博物館です。京都文化博物館のこの建物自体が重要文化財でもあります。
4月26日からはじまる巡回特別展「和食 ~日本の自然、人々の知恵~」のプレス内覧会に参加しましたので、その様子を少し紹介します。
全国を巡り、東京では23万人が来場した話題の展示会。世界中で注目を集める「和食」を、バラエティ豊かな資料とともに、科学や歴史などの多角的な視点から紹介されています。
会場は、京都文化博物館の北側にある本館の4・3階での展示になります。
東京や愛知など主要都市での開催はおわり、残された開催場所は、京都と熊本、静岡の3箇所のみの貴重な展示会です。
展示構成は、
1章 「和食」とは?
2章 列島が育む食材
3章 和食の成り立ち
4章 和食の「和食の真善美」
5章 わたしの和食
6章 和食のこれから
いくつか見どころをご紹介します。こちらは、足利将軍御膳を再現した模型です。
大永2年、足利義晴が祇園祭を見物された際に15膳の料理を提供され、そのうちの初献、三献、五献を再現。当時の時代拝見を垣間見れる貴重な展示です。
食材、発酵、うま味、養殖技術など、アカデミックな話もありつつも、「サザエさん」を切り口に、昭和の台所を紹介したりと、ユーモアあふれる展示もありました。
天麩羅店、そば店、寿司店を再現したフォットスポットもありますので、ぜひ写真も撮って楽しんでください。
リラックマとのコラボグッズから食品サンプル、食器、調味料など、幅広いグッズ展開で、ついつい欲しくなっちゃいます。
和食、日本料理が好きな方は、必訪の展示会。GWにもおすすめのイベントのひとつです。
イベント情報
展覧会名:特別展「和食 ~日本の自然、人々の知恵~」
会期:2025年4月26日(土)~7月6日(日)
開館時間:10:00~18:00(金曜日は19:30まで)
会場:京都文化博物館 4・3階展示室
住所:京都市中京区三条高倉
HP:https://washoku2023.exhibit.jp/