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定番のデニム以外もピックアップ! この秋、コーディネイトに加えたいカバーオール5選。

Dig-it[ディグ・イット]

ジャケットやアウターとして幅広いコーディネイトで楽しめるカバーオール。ワーク系アウターの定番として浸透していることは知っての通り。その歴史は100年を超え、いまもなお愛され続けている超ロングセラーアイテムなのだ。現在でも多くのブランドがカバーオールを展開している。ヴィンテージ系、モダン系、それにオリジナルデザインなど、この秋ヘビロテ必至のアイテム5選を紹介。定番のデニムはもちろん、デニム以外の素材も網羅。バリエーションの多さにも注目だ。

ヴィンテージが放つオーラを生地やデザインバランスで表現した逸品。FULLCOUNT

第二次世界大戦期の簡素化されたディテールをイメージしたチョアジャケット。緯糸をカーキベージュに染め、デッドストックの雰囲気を表現した10.5オンス、ジンバブエコットン・ミリタリーデニムを採用。やや裾広がりのシルエット、若干落ちながらも体に馴染む肩周り、経年加工を施した5スタードーナツボタン、2本針巻き縫いなどヴィンテージ感あふれる1着。3万1680円(FULLCOUNT TOKYO SHOP TEL03-6804-6541)

“ごま塩”の愛称で親しまれてきたヘビーなアウター。Browns Beach Jacket

約1世紀前にアウトドアズマンのために作られたコットンウールのヘビーなアウターを代表作とするブラウンズビーチジャケット。コットンの表地にウール裏地をスウェット構造のように編みたてた肉厚でヘビーな1枚生地は、保温性・耐久性ともに高いことで知られる。パッチポケットや襟、前立てなどパイピングが施されているのもアクセントとなっている。6万2700円(FULLCOUNT TOKYO SHOP TEL03-6804-6541)

試行錯誤を重ね、ようやく完成した渾身のウォバッシュ。THE FLAT HEAD

旧式シャトル織機で織り上げたオリジナルの10オンスデニム生地にウォバッシュストライプを施したクラシカルな1着。ムラ糸によって表現されたほどよく不均一で立体的な生地は美しい経年変化を期待できる。前立て裏にはシャトル織機で織り上げた証であるセルビッジが使用される。4万7300円(THE FLAT HEAD TEL026-275-6666)

クラシカルでソリッドなデザインから長く愛せる1着。TROPHY CLOTHING

オリジナルダートデニムで製作した40’sスタイルのチョアジャケット。トリプルステッチによる縫製や大きめの腰ポケット、オリジナルのチェンジボタン、胸ポケットに付けられたボックスロゴも効いている。内側には実用性も兼ねて、生成りのツイル生地を使った内ポケットが付く。4万2900円(TROPHY GENERAL STORE TEL03-6805-1348)

シンプルながらも個性が光る大戦モデルを再構築。Dapper’s

トップボタンがオフセットされた4つボタンやカフスの1つボタン、2ポケットなど、1940年代の大戦期に簡素化を余儀なくされたカバーオールをベースに、生成りの10ozダック地で再構築。当社らしいAラインの美しいシルエットが際立つ。ブラックの月桂樹ボタンも◎。3万7400円(Shank Clothing&Antiques TEL03-5315-0906)

(出典/「Lightning 2024年11月号 Vol.367」)

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