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鳥屋地区 ながら見守り隊が発足 地域が連携して防犯活動

タウンニュース

出発式で学園生の前で思いを伝える平隊長(左)

鳥屋地区ながら見守り隊(平正充隊長)が発足し、2月19日に出発式が行われた。当日は地域住民のほかに、警察、防犯協会、猟友会などの関係者らが集まり、鳥屋学園の児童を前に地域の安全・安心を誓った。

地域住民が買い物やランニング、犬の散歩などを行いながら、子どもの登下校などを見守る「ながら見守り」。鳥屋学園では、PTAなどが学園生の登下校の見守り活動を行っているが、学校運営協議会の地域部会で、より見守りを充実させるために「ながら見守り」の話を進めていった。

出発式では、下校前の学園生に平隊長があいさつ。「家の人たちは、みんなが1日元気で過ごせると良いなと思って送り出し、帰りを待っている。そして、たくさんの地域の大人がみんなのことを元気に健やかに過ごしてほしいと願っている」と子どもたちへの思いを伝えた。そして、「見守り隊には、たくさんの人が協力してくれた。皆さんも自分を見守る行動を考えてみてほしい」と話した。

防犯協会が腕章寄贈

出発式では、津久井防犯協会から同隊に「防犯」と記された腕章が寄贈された。防犯協会の山下利麿会長は「これからリニアの車両基地ができ、鳥屋にはいろいろな人が集まってくる。事件や事故があるかもしれない。何かあったらすぐに助けを呼んでほしい」と学園生に呼び掛けた。

さらに、今回の活動には県猟友会津久井支部も参加する。同支部では、防犯のステッカーを車両に貼付するなどして防犯活動に努めている。小坂義和支部長は「皆さんに悪い人が近寄ってきた時に、付いていかないように普段から見守りたい。すぐに声を掛けてください」と話した。

話を聞いた学園生は「これからは皆さんにお世話になると思う」として、全員で「よろしくお願いします」と声を合わせてあいさつした。

隊は24人でスタート。平会長は「地域の人が子どもや学校に対して日常的に関心を持つことが防犯につながる。今後はできる限り輪を広げていき、学校を核にした地域づくりをしていきたい。地域でのつながりを強めていきたい」と話した。

なお、津久井警察署によると、昨年の管内の刑法犯認知件数は261件で前年比で1件増加。特殊詐欺が前年より10件減った一方で、自転車盗が20件増加している。今年に入っても件数は増加傾向にあり、注意を呼び掛けている。

「防犯」の文字を赤く強調した腕章

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