作・編曲家 野村さん シニア楽団を立ち上げ
作・編曲家の野村秀樹さん(55)が、シニア向けの吹奏楽団「ジーリッシモエスプラナードウィンズ(GREW)」を立ち上げた。
川和町出身の野村さん。母親の影響で幼少期から民謡などの音楽に触れ、中学では吹奏楽部に所属。サックスに打ち込んだ。音大に進学後は、吹奏楽団の立ち上げや指揮者としての活動も開始。現在は、指揮者・奏者として活動する傍ら、年間10曲ほど作・編曲している。
かねてから「音楽を通して、地域住民とつながりたい」と吹奏楽団の立ち上げを計画していた。野村さんは「大きな音を出せる環境が少なく、踏みとどまっていたが、ボッシュホールの開館を機に実行しようと決意した」と話す。
活動のテーマは「笑顔の響きと心のオアシス」。野村さんは「自分のペースで楽しく演奏できる環境をつくりたい」と笑顔で語る。今後は、「ボッシュホールのメインホールで演奏」を目標に掲げ、楽団員の募集に注力する予定だという。
お試し会を開催
GREWのお試し会が5月20日(火)、ボッシュホール1階リハーサル室で開かれる。午前10時から正午。参加無料。楽器持参。
申込み・問い合わせは、野村さん【携帯電話】050・3186・4321へ。