家庭では味わえない深みのあるパスタが食べられる隠れ家レストラン『Salon de MINATO』 神戸市
JR新長田駅から南へ徒歩約2分、創作イタリアンレストラン『Salon de MINATO(サロン ド ミナト)』(神戸市長田区)で人気のランチパスタセットを取材してきました。
地元・神戸出身であるオーナーの阿曽さんはイタリア料理を中心に長い飲食業界歴をお持ちで、同店のほかに和食のお店とパーティーやイベントなどでケータリングも運営されています。
地元のお客さんに親しんでほしいという思いから“地産地消”を大切にし、厳選した魚介類や野菜、お肉などを使った創作イタリアンを提供。メニューも豊富で須磨の漁師さんがプロジェクトを行っている「神戸元気サーモン」をメインで出したりもしているそうです。
今回は3種類あるランチセットの中から「Aランチ」をいただきました。前菜盛り合わせ、サラダ、スープ、本日のパスタ、ドリンクが付きます。前菜の「きびなごのエスカベッシュ」は南蛮漬けのような味わいで、「キノコのビネガーマリネ」も白だしと酢を使った和テイスト。創作イタリアンならではの個性的な料理に感動しました。
パスタはオイルパスタ、トマトパスタ、ラグーパスタを基本に、旬の食材を活かすために時季によって内容を変えているそうで、今日のパスタは「鱈と白菜のオイルパスタ」でした。色々なところに和のエッセンスが見え隠れする日本人好みの味付けなのが人気の理由のひとつかもしれません。
最後にデザートの「生ハムいちご大福」をいただきました。中のフルーツは季節によって変わるようですが、いちごは特に人気なのだそう。マスカルポーネチーズのムースといちごの甘みの相性がよく、生ハムの塩気が味に見事な調和をもたらしてくれます。
「お子様連れの方でも来られやすい様に、前菜付きのお子様プレートもあるのでぜひご家族でゆっくりお食事を楽しんでいただきたい。また地元の方も気軽に寄っていただきたい」と阿曽さんは語ります。
阿曽さんの斬新な料理とさまざまな人が集う、地域のコミニュティの場としてもこれからも賑わってほしいと思う筆者なのでした。
場所
Salon de MINATO
(神戸市長田区若松町3丁目1-2 アスタピア新長田駅前通り102)
営業時間
【ランチ】
11:30〜15:00
【ディナー】
17:30〜22:00