健康診断1週間前からでも効果は出る!健康診断から生活習慣見直しを【眠れなくなるほど面白い 図解 内臓脂肪の話】
健康診断1週間前からでも効果は出る
健康診断をきっかけに生活習慣の見直し
健康診断が近づくと「もう少し前から努力しておけばよかったな」と思う人も多いのではないでしょうか。普段の生活から糖質を控えた食事や適度な運動をしておくことに越したことはありませんが、健康診断の直前1週間でも、生活習慣を見直すことで数値の改善が見込めます。
「注意しておきたい健康診断の数値」の中でも、「中性脂肪」は3日前に食べたものの影響を受けて数値が変化します。そのため、1週間前からでも、糖質を控えるなど食事に気をつければ数値を改善させることができます。逆に、健康診断の3日前に糖質を過剰摂取してしまうと、通常時よりも高い数値が出てしまうので、注意が必要です。
そのほか、血圧やコレステロール値、ALT(GPT)、AST(GOT)、γ‒GTPなどは約1ヶ月前、HbA1c(NGSP)は約1ヶ月半前の食事の影響が出るといわれています。そのため1ヶ月以上前からの生活習慣の見直しが効果的ですが、1週間前からでも徐々に数値の改善が見られます。
いきなり今までの生活を変えることは難しいことですが、食事や運動などできるところから見直してみましょう。まずは目前の健康診断の数値の改善を目標に、短期的に生活習慣の改善をはじめていき、また次の健康診断に向けて習慣化することが理想です。
まずは健康診断を目標に生活習慣の見直しを
たった1週間でも食生活などの生活習慣を改善すれば、健康診断での数値に変化があらわれます。きっかけがなく、なかなか生活習慣を変えられない人こそ、まずは健康診断を目標に今の生活の見直しをしてみましょう。
【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 内臓脂肪の話』監修:栗原 毅