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「道の駅あらい」リニューアル基本構想 人とまちをつなぐ拠点に

上越妙高タウン情報

利用開始から24年が経った妙高市の道の駅あらいに、イベントなどに利用する多目的広場やバイオマス発電所など新たな施設を設け、リニューアルされることが分かりました。 地域のにぎわいや防災拠点としての強化などが期待されています。

これはまちづくりや観光などの専門家で作る「『道の駅あらい』リニューアル基本計画検討委員会」がまとめた基本構想で明らかになりました。

道の駅あらいは平成12年にオープンし、令和2年度に国道18号の東側にエリアを広げ、翌年度に県内唯一の「防災道の駅」に登録されました。 

利用開始から今年で24年が経ち、施設の老朽化が進んでいることやコロナ禍で利用者が大幅に減少したことなどから、リニューアルが検討されてきました。

基本構想によりますと東側エリアを拡張してイベントなどに利用する多目的広場やバイオマス発電所など新しい施設を造り、普段と災害時にそれぞれ活用方法を変えます。

また「まちの魅力を高める」、「地域の活性化」といった役割が盛り込まれています。キーワードは「人」、「地域」、「安心」をつなぐの3つです。

「人をつなぐ」では移住・定住の促進や関係人口の増加を目指します。「地域をつなぐ」では観光客に情報を提供し、周辺地域への回遊を促します。「安心をつなぐ」では被災地の救援や支援など防災機能を強化します。

こうした内容が国に評価され、今年4月に国土交通省が次世代の道の駅の方向を示した全国に10か所ある「道の駅第3ステージ」のひとつに選定されました。国から財政支援やアドバイスが受けられることから、市では構想の実現に向けて大きなプラスになると期待しています。

妙高市観光商工課の松橋守課長は「道の駅は妙高市の入り口。観光客が妙高市の情報をつかんでいろいろ行けるようにしたい。市民にも利用してほしいので市街地と行き来しやすい仕組みを作りたい。市民から意見やアイデアいただきたい」と話していました。

今後、リニューアルの概要に関するパブリックコメントが行なわれ、基本計画が今年度末にまとまる予定です。 計画では令和9年度中に工事に入り、令和10年度末までの完成を目指しています。

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