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三浦市ライドシェア 試行運行を継続

タウンニュース

一般ドライバーが有償で乗客を運ぶ「ライドシェア」を巡り、タクシー事業者や市などから成る三浦市地域公共交通会議は14日、昨年12月までの実証実験を総括し、今年4月以降も試行を継続することを承認した。市が実施主体となるのは変わらない。

市政策課によると、実証実験が行われた4月17日から12月16日までの間、906件の利用があり1日に平均すると3・7回の利用があった。三浦市民の日常利用が半数近くを占め、観光利用は16%。利用者の96%が再度の利用意向があるとして、同会はタクシー不足問題に有効だと結論づけた。

4月以降について、市は企業版ふるさと納税を充て試行運転を続ける予定。参加者からは「他の自治体では数千万円単位を投入するケースなどもある」と市税を投じない市に疑問をぶつける場面もあった。市担当者は「引き続きニーズや財源を検討し、継続していきたい」とした。

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