Yahoo! JAPAN

バスジャック想定し訓練 小田原警察署と箱根登山バス

タウンニュース

バスジャック想定し訓練

小田原警察署(永野進署長)が2月12日、バスジャックを想定した訓練を箱根登山バス(株)の小田原営業所で行った=写真。非常時の対応策を確認する目的で、同社との合同訓練は初めて。

訓練はサバイバルナイフを持った犯人が運行中のバスに乗車したと想定。運転手は非常通報装置を押し、バスの電子板に「緊急事態発生」と表示させ、無線で営業所に非常事態を伝えた。営業所から通報を受けた警察は検問や追跡を行ったのち、同営業所に停車したバスを取り囲んだ。運転手が隙を見てドアを開けると、乗客らは降車。犯人は投降の呼び掛けに応じず、機動隊員らに制圧された。

同署は「不測の事態はいつ起きるかわからない。普段から犯罪や治安に関する情報を共有し、いざという時に備えたい」と、訓練を振り返った。

【関連記事】

おすすめの記事