子どもたちの将来の自立に向けて!学習支援教室「ひまわり」八街市社会福祉協議会
八街市社会福祉協議会はみんなで支え合い、思いやり、誰もが暮らしやすい「お互いさまのまちづくり」の活動を行っています。その中の一つに、生活困窮者自立支援事業、学習支援教室「ひまわり」があります。
将来の自立に向け、世帯全体を支援
貧困の連鎖を防止するため、また、子どもの生活習慣、育成環境の改善に関する助言や進路選択、教育・就労に関する相談に対し、情報提供・助言・関係機関との連絡調整なども行います。
日々の学習の習慣づけや授業のフォローアップ、高校進学の支援も行っています。
単に勉強を教えるだけでなく、子どもの居場所作り、日常生活の支援、親への養育支援などを通じて子どもの将来の自立に向けた支援を行っています。
マンツーマンで学習指導
平日は学校の帰りに子どもたちが勉強に来ています。
現在は教育経験のあるボランティアが一緒に宿題など勉強をサポートしたり、悩み事の相談に乗ったりしています。
場所は「ウェルネス倶楽部サイクルハウス」「社会福祉協議会」で行っています。
夏休み期間は高校生がボランティアとして参加しました。
高校生は教え上手で、勉強の後にはトランプで遊んだり、話し相手になってくれたりしたそうです。
下校後歩いて通える場所を配慮していますが、小学生は帰宅時、保護者のお迎えをお願いしています。
夏休みに参加した子どもは勉強が苦手で来ている場合が多く、教えてもらった後は「楽しかった。もっとやりたかった」という声が聞かれ、夏休み中に1学期の復習が全部できたということもあったそうです。
「子どもたちが気軽に将来について相談できる場所になりたい。勉強したいという気持ちにつながって子どもの将来の自立を後押ししたいです」と担当者は話してくれました。(取材・執筆/さくら)
※問い合わせ
電話番号/043-443-0748
FAX/043-443-1761
メール/fukushi@yachimata-shakyo.or.jp
八街市社会福祉協議会