「食費が少ない人」がよく買う定番食材と使い方→「家族が好きなものを作るのがコツ」「絶対マネします!」
Instagramのフォロワー28万人以上の節約アドバイザー・ののこさんは、週に一度の作り置きや下味冷凍を活用し、1週間の食費を9000円以内に抑えながら効率的に家事をこなしています。今回は、「作り置きおかずをまとめて作るコツ」や「おすすめ節約レシピ」を教えていただきました。
教えてくれたのは……節約アドバイザー ののこさん
Instagramのフォロワーが28万人超えのカリスマ節約主婦。夫と娘、息子の4人家族。夫の借金が発覚したのをきっかけに家計管理をスタートし、貯金ゼロからスタートして、3年間で600万円貯金を達成。ファイナンシャルプランナー3級を取得。整理収納アドバイザー1級。著書に『スッキリ家事でお金を貯める』『ののこの節約つくりおきレシピ』がある。テレビ出演・雑誌掲載多数。
ののこさん流「作り置きおかずを10品まとめて作るコツ」
数年前から、週に一度の作り置きを続けている“ののこさん”。食材が高い今だからこそ、作り置きおかずを作ったり、調味料でお肉に下味をつけて冷凍保存する「下味冷凍」のおかずを作ったりするなどして外食の頻度を減らし、食費の節約につなげているそうです。
一度に作る作り置きおかずは、なんと10品程度! まとめてたくさん作るコツを教えていただきました。
ののこさん「まとめて作ると1回に2~3時間かかりますが、平日にキッチンに立つ時間を減らすために『1週間分の家事の貯金をしているんだ!』と思いながら頑張っています。一品一品作っていると途中でやる気がなくなってしまうので、とりあえず野菜は先に全部切ってしまうのがコツです。野菜を切ってしまえば、強制的に調理を進めざるを得ない状況になるんですよね。短時間で効率よく終わらせるためにコンロをフル活用したいので、魚焼きグリルでハンバーグを焼くこともあります。
スーパーで買った食材を上手に使いきって効率よく作れたときは、自分を褒めることも節約を続けるために大切だと思います。わが家はオール電化で太陽光パネルをつけているので、電気代の節約を考えて、なるべく日中に作ることも意識しています。」
節約の救世主食材は「もやし」
節約上手なののこさんが、スーパーでよく買うのは「もやし」とのこと。もやしは節約の強い味方になってくれるので、とても重宝しているそうです。
ののこさん「スーパーで安く手に入りやすい旬の野菜を使って作り置きおかずを作ることが多いですが、年間を通して安い『もやし』もよく買っています。特に最近は、多くの野菜が値上がりする中、家計にやさしい選択肢としてもやしを買う機会が増えました。ナムルや炒め物のかさ増し、スープの具材など、幅広く使えます。
子どもが食べてくれない料理を作って無駄にしてしまうのは避けたいので、食品ロスを防ぐためにもリクエストを聞き、子どもが好きなものを取り入れることを心がけています。」
そこで今回は、ののこさん家のお子さんたちの大好物「きゅうりともやしの中華サラダ」レシピを教えていただきました。もやしを使ったレパートリーに、ぜひ加えてみてくださいね!
おすすめレシピ「きゅうりともやしの中華サラダ」
材料
・もやし……1袋
・きゅうり……1本
・醤油……大さじ1
・ごま油……大さじ1
・砂糖……小さじ1
・酢……小さじ1
・鶏がらスープの素……小さじ1
作り方
1.もやしは沸騰した鍋に入れて、さっと茹でます。
2.きゅうりは細切りにして塩もみをし、10分置きます。きゅうりから出た水けをよく絞ります。
3.ボウルに全ての材料を入れて混ぜたら完成です。
節約や時短に役立つ工夫を取り入れることで、日々の家事負担を減らしながら食費も上手に抑えることができます。ののこさんのアイデアを参考に、家庭での節約術を実践してみませんか?
shukana/webライター