海開き前にブイなどの備品盗まれる 上越市のたにはま海水浴場の小屋
新潟県上越市は2025年6月11日、同市長浜のたにはま海水浴場管理所に隣接する小屋で保管していた備品が盗難被害にあったと発表した。盗まれたのはブイを固定する鉄製のアンカー10本、ロープとブイ14セットで、総額は約15万円。
《画像:盗まれた備品が保管されていた小屋(上越市提供写真)》
発表などによると、同海水浴場の備品類の保管、設置を市が委託する谷浜旅館組合が6月2日午後、海開きに向けて小屋内を点検したところ、備品が無くなっていた。組合関係者が備品の所在を確認するなど捜索したが、発見できなかったため、9日午前、市に連絡。同日午後、上越警察署に通報し、同組合が被害届を提出した。
《画像:アンカー(同)》
《画像:ロープとブイ(同)》
市によると備品は長年小屋で保管されており、日頃から施錠はされていなかった。なお、盗難被害に遭った備品は経年劣化などから本年度入れ替えられることになっていた。すでに新しい備品が納入されているため、海水浴場の開設には影響がないという。新しい備品は海水浴場管理所に施錠された状態で保管されていた。
市観光振興課は「備品は施錠して保管するなど、安全管理を徹底する」としている。