【福岡・焼鳥】『福岡バラ生!』~至高の乾杯~(6)人気屋台・大将の博多弁トーク炸裂!職人気質溢れる豚バラ鉄板焼メニューに観光客もメロメロ『焼鳥にほん晴れ』(福岡市・店屋町)
福岡県は焼鳥を提供する飲食店の数がなんと日本一!そんな焼鳥王国・福岡の独特な焼鳥文化を象徴するメニューといえば、みなさん大好き!通称“バラ”こと「豚バラ串」。
先人たちが築き上げてきた福岡の豚バラ文化!
福岡の焼鳥タイムは、そんな豚バラ串と相性抜群のキンキンに冷えた生ビールの乾杯からはじまる!ということで、今回は「福岡バラ生!」(福岡×豚バラ串×生ビール)と題し、福岡の焼鳥大好きリポーターが「バラ生!」(豚バラ串&生ビールの究極の組合せ)を求めて探してきた誰もが思わず、食べたくなる、飲みたくなる、至高の「バラ生!」情報をお届けします!
今回の案内人は、SNS総フォロワー150万人!福岡出身で博多弁の恋愛系ショートドラマがバズリまくっている話題のインフルエンサー・新谷あやかちゃん。
「見るだけで縁起が良くなる豚バラ串がある!?」との噂を聞きつけやってきたのは、店舗の壁一面に商売繁盛!金運を授ける神様である大黒様が描かれた『焼鳥にほん晴れ』。大将の両親が経営していた屋台の味を引き継いで店を構え、現在は福岡市内に3店舗もある人気店です。店について早々、筋骨隆々の大将に興味津々のあやかちゃん。実は大将、ラグビーy格闘技を経て、今もトレーニングをしながら、博多祇園山笠の大黒流に参加しているという山のぼせでした。「だからその身体で壁に大黒様の絵があるんだ~」とあやかちゃんも納得!
そんな大将が「店の一番のおすすめ!」と教えてくれたのが『豚バラ串』(1本160円)。ではではと、まずは生ビールを一杯注文して、グッと一口飲んで「バラ10本!」と元気よくオーダーするあやかちゃん。焼き場の前に立つだけで汗が吹き出るほど高温になった備長炭を使って、大将が国産の豚内で脂身が多い部分をじっくりと焼いていきます。こだわりの備長炭の温度はなんと600°C前後。その火加減を見極めることが豚バラ串の味を左右するそうです!さらにもう一つのこだわりは豚バラ肉を大きくカットすること。その分、脂がジュワーッと溢れ出てきて、甘くて香ばしい香りが焼き場に漂います!
そしていよいよ大将自慢の「バラ10本!」が登場!「ワァー!めっちゃ大きいんですけど!しかも分厚くて、私の大好きなタマネギが挟まっとう」と言いながら豚バラ串を頬張るあやかちゃん。するとその瞬間「なーにー!?コレーー!この脂、飲めるーーー!」と衝撃発言!それをニコニコ頷きながら「そうです。飲めます!」と大将も大喜び。
最後にはなぜか大将と食レポ対決をするあやかちゃん。結果は「もうね、100点!それしかない!最高!」と大将の降参コメントが飛び出し、あやかちゃんの圧勝で終了!
「もう、こんな楽しいロケで良いのでしょうか」とあやかちゃんが驚嘆した『焼鳥にほん晴れ』でぜひみなさんも「至高の生バラ乾杯」を味わってみてください!
ちなみに今回の取材で分かったのが、焼鳥文化が福岡に広まったのは、江戸時代から卵の生産が盛んだった福岡には鶏肉が豊富にあり、そのおかげで焼鳥文化が根付き、筑前煮や水炊きなど鶏料理がたくさん生まれたんだとか。そんな福岡の焼鳥文化の主流に「豚バラ肉」が入っている理由は、1960年代に安価なブロイラーの鶏肉が出回るまでは、豚肉の方が安く手に入れることができたことと、その味わいが庶民にウケたからという時代背景が関係しているそうだ。
なんと奥深き先人たちが築き上げてきた福岡の豚バラ文化!
次回へ続く…
■焼鳥にほん晴れ
住所 福岡市博多区店屋町2-13
電話 092-271-3531
営業時間 18:00~24:00
定休日 日曜
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