【沼津・丸天】土日限定88個! パン店じゃないけど「カレーパン」が自慢 沼津港の食事処
静岡・沼津港のグルメを調査。「御膳屋 丸天」と言うと魚料理かと思いきや、今回の自慢の品は「パン」なのです。マグロが入ったカレーパンは週末限定。試さずにはいられません!
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへ新鮮な魚介をふんだんに使った料理が魅力
沼津魚市場から歩いてすぐの場所にある「御膳屋 丸天」。
沼津港で人気の食事処「魚河岸 丸天」が2025年4月にリニューアルオープン。
店内は木目調で新しくなり、気軽に入れそうな雰囲気は変わりません。
店のコンセプトは、“沼津の味を少しずつ、いろいろな種類を楽しむ”。
新鮮な食材をふんだんに使った彩り豊かな小鉢がついた御膳など、新しいスタイルで沼津の魅力を届けています。
おすすめメニューの「小鉢御膳(1980円)」は、1日30食限定。「寿司御膳 梅(1980円)」も人気メニューのひとつで、すしと小鉢がセットになったぜいたくな御膳です。
マグロをぜいたくに使った新感覚カレーパン
そんな魚料理の店の自慢は意外なメニューでした。
「みなとのまぐろカレーパン(1個300円)」。土日のみのテイクアウト販売で、88個限定の商品です。
数種類のスパイスを使って作るカレーに、新鮮なマグロを具としてぜいたくに盛り込んだ新感覚のカレーパン。
生地もお店で手作りするこだわりぶりで、2025年に発売したばかりの新メニューです。
ちょっと珍しいメニューですが、いったいどんな味がするのでしょうか。
御膳屋 丸天・松田修さん:
肉の代わりにマグロを使ったカレーです。本マグロのすき身の部分やしっぽの部分など、脂が少なくて身がしっかりした部分を使っています。カレー自体も脂っぽくならないようにしています
かぶりつくとサクサクっと音がします。いわゆる“ツナ”カレーのおいしさです。
ルーはスパイスをお店で調合して作る本格派。カレー自体をメニューにしてもおかしくないほどでした。
御膳屋 丸天・松田修さん:
パン生地は少しだけこだわりがありまして、国産と海外からの2種類の小麦粉を合わせて、ふんわりもっちりとした生地を作っています
港町のテイクアウトメニューとして大人気
でもなぜ、カレーパンを作ることにしたのでしょうか。
御膳屋 丸天・松田修さん:
この辺にないものを何か作れないだろうかと考えて、マグロを使ったカレーはどうかなと。たまたま私がパンを作った経験があったので、カレーパンにしてみようという話になりました
港町ならではの着眼点でした。
カレーの隠し味には、しょうゆベースで甘じょっぱい丸天秘伝のタレを加えています。
これを入れることで、スパイシーさもありながら誰でも食べやすい、マイルドでコクのあるカレーに仕上げているんです。
「みなとのまぐろカレーパン」の販売は外の売店で、土曜と日曜、1日88個限定。
沼津港ならではの新感覚カレーパンとして人気を集めています。
食べ歩きにもぴったりで、港町観光のお供にもおすすめの一品です。
■店名 御膳屋 丸天
■住所 静岡県沼津市千本港町114-1
■営業時間 平日 8:00~15:00 土日祝 7:00~15:30
■定休 水
■問合せ 055-963-0202
■駐車場 3台
※この記事は2025年7月19日にテレビ静岡で放送された「くさデカ」をもとにしています。