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多摩区区民アンケート 「定住意向」が6割超 地域活動の参加 15%未満

タウンニュース

「定住意向」が6割超

多摩区は3月18日、昨年度に実施した区民意識アンケートの結果を公表した。定住意向を聞いた設問では6割超が「住み続けたい」と回答。一方、地域活動の状況では「活動を行っている」が、14・5%に留まった。

同アンケートは、区政運営などに生かそうと、隔年で行っている。昨年10月、18歳以上の男女個人(外国人を含む)2000人を対象に実施。有効回収数は807人(回収率40・4%)だった。生活環境の満足度や、区が推進する主な取り組みなどを調査した。

「多摩区の長所・魅力」では「公共交通の利便性がよい」が60・8%で最も高く、「自然環境がよい」(59・2%)、「住環境がよい」(43・1%)と続いた。「住みやすさ」では「どちらかといえば住みやすい」(50・6%)、「住みやすい」(40・8%)となり、合わせると、91・4%となった。区の担当者は「魅力ある地域資源や取り組みを発信し、区への愛着や関心を高めていきたい。さらに定住意向を伸ばしていけたら」と話した。

一方、「地域活動の状況」では、「活動を行っている」は前回調査時(2022年度)に比べ、2・2ポイント上昇したものの、14・5%に留まっている。「地域活動を行っていない理由」では「仕事や子育て、介護などで忙しく時間がない・合わないため」が48・9%で最も高く「地域で活動するきっかけがないため」(44・6%)も高かった。「きっかけを作れるよう、後押しできるイベントや取り組みを推進したい。また、市政だよりなども積極的に活用し、PRしていく」と担当者は述べた。

力を入れるべき施策は

区役所が力を入れて取り組むべき施策を聞いた設問では「災害時の対応などの危機管理」(48・3%)が最も多かった。「防犯対策」も前回調査時から7・7ポイント伸び、46・2%だった。区は安全・安心のまちづくりに向けてのニーズが高い傾向があるとした上で、愛犬と散歩をしながら地域の見守りを行う「わんわんパトロール」や、町内会などと連携した取り組みを進める。

今回の調査では、生田出張所の地域での活用に関する設問も追加した。

同出張所の「市民利用スペースの認知度」は「特にない」(86%)が最も高かった。知っている市民利用スペースは「大会議室」(5・9%)、「多目的スペース」(5・6%)、「生田出張所新広場・生田っ子広場」(4・5%)、「生田交流センター」(3・5%)、「キッチンコーナー」(1・6%)だった。同出張所が「コミュニティ拠点として活用されるために力を入れてほしい取り組み」では「利用可能な活動の拡充」(14・3%)、が最も多く、「予約手続き(電話・メール予約)の簡便化」(12・6%)が続いた。

結果は区サイトで閲覧可。区役所や生田出張所の市政資料コーナーに報告書と概要版を配架している。(問)区企画課【電話】044・935・3144

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