リカバリーウェアを展開するTENTIALが新規上場 初値は公開価格を30%上回る2600円
リカバリーウェアなどを展開するTENTIAL(本社:東京都品川区、代表:中西裕太郎)が2月28日、東証グロース市場に新規上場した。公開価格の2000円を600円(30.0%)上回る2600円で初値を付けた。終値は2751円で、時価総額は約194億円となった。
TENTIALは、中西裕太郎氏が2018年2月に創業し、スポーツメディア事業からスタートした。その後、ウェルネス市場に参入し、2019年にコンディショニングブランド「テンシャル(TENTIAL)」を立ち上げる。現在、虎ノ門ヒルズ店を始め、全国に9店舗を展開しており、取扱店舗は100店舗を超えている。
TENTIALの2024年1月期の通期決算は、売上高は54億900万円、営業利益は4億7300万円、当期純利益は5億600万円だった。ナイトウェア「バクネ(BAKUNE)」も2021年2月の販売開始から累計で100万枚以上を売り上げており、好業績に貢献している。
2025年1月期の通期業績予想は、売上高は119億5500万円(前年比121.0%増)、営業利益は13億2100万円(同179.1%増)、当期純利益は8億5500万円(同68.9%増)を見込む。さらに、2026年1月期の売上高は169億円を見込んでおり、今期の3倍超となりそうだ。