名張警察署だより 110番映像通報システム
地域課長 黒川功祥
警察では毎年1月10日を「110番の日」と定め、110番通報の適切な利用を呼び掛けています。今回は、映像で伝える「110番映像通報システム」について説明します。
このシステムを使うと、110番通報の際にスマートフォンやタブレット端末のカメラ機能などを利用して、動画や写真を送信することができます。警察官が事件・事故の状況を映像で確認できるため、より迅速かつ的確に対応できますし、事情聴取にかかる皆さまの負担を減らすことができます。
システムの利用方法について簡単に説明します。
スマートフォンでの110番通報に際して、110番センターの警察官が現場の撮影や写真の送信を依頼する場合があります。ここで送信に同意して頂くと、110番センターからスマートフォンに専用URLが送信されますので、送信されたURLから110番映像通報システムにアクセスしてください。
アクセスすると、最初に次の留意事項が表示されます。▼送信する映像などに係る著作権を放棄すること▼GPS機能を用いて位置情報を取得すること▼第三者のプライバシーを不当に侵害することがないよう撮影すること▼映像などの送信に係るデータ通信料金は通報者の負担となること
これらに全て同意して頂くと、スマートフォンのカメラが起動して撮影が可能となり、撮影した映像は110番センターにリアルタイムで送信されます。また、通報前に撮影した動画や写真も送信することができます。
110番映像通報システムへの皆さまのご理解ご協力をお願いします。