めずらしい日本固有種のサクラが見頃に♡「桜博士」の邸宅跡地『岡本南公園』 神戸市
阪急岡本駅の北改札を出て北西に歩いてすぐのところにある『岡本南公園』(神戸市東灘区)。この小さな公園に植えられている珍しい品種のサクラが、見頃を迎えています。
この公園は、「ソメイヨシノだけが桜じゃない」と日本古来種のサクラの保護育成に努め、「桜博士」といわれた植物学者、笹部 新太郎(ささべ しんたろう)氏の邸宅跡地。
神戸市が買い取り、1981年に公園として整備しました。
笹部氏は、水上勉の小説「櫻守」のモデルにもなった人物で、桜の名所である大阪造幣局の通り抜けや、西宮市夙川公園の桜の管理・指導も行ったんだそう。
公園内には笹部氏の名をつけた「ササベザクラ」を中心に、10種約30本の桜が植えられています。2025年3月末日現在、日当たりのいい場所にあるもので8分咲きといったところ。
笹部氏の庭で芽生えた自然交雑の品種であるササベザクラ。残念ながら原木は枯れてしまったようですが、同じ場所には取木苗から育成された2代目が植えられています。
よく見てみると、花は枝の周りに密集して咲き、白・ピンクと色が入り混じっています。なんとこの品種、咲き始めは純白、そのうち中心から淡紅色、紅色へと変化していくんだそう。
小さな滝や池もあり、桜とのコントラストも楽しめます。オカモトザクラ、ヤエベニシダレなど、これから見ごろを迎える品種もあります。
小さい敷地ながら、なかなか見られない品種がギュッと凝縮された癒しのスポット。ベンチもあるので、お子さま連れや散歩の休憩にもおススメです。岡本のカフェやショッピングのついでに足を伸ばしてみるのもいいかもしれません。
場所
岡本南公園(桜守公園)
(神戸市東灘区岡本5丁目6-16)
問合せ
078-771-7498
(道路公園110番)