鍋カレー、すり鉢ラーメン、10段ソフト…コスパ最強の爆盛りメニューが名物【道の駅 万葉の里 高岡】ドラえもん土産や駄菓子コーナーも充実
ドライブやツーリングの休憩に便利な道の駅。
最近はご当地グルメや地場産品の販売だけでなく、温泉、子供が遊べる公園やドッグランなどを備えて“遊べる”道の駅が増えていて、ドライブの目的地として楽しむ人もいるようです。
富山県内にある道の駅は、全部で16か所。
ふわふわドームや海辺で遊べたり、彫刻体験ができたりと、楽しいスポットがたくさんあります。
今回は平日ランチのスポットとしても利用できる、コスパ最強グルメが人気の「道の駅 万葉の里 高岡」を紹介します。
富山の大動脈 国道8号沿いの道の駅
「道の駅 万葉の里高岡」は富山を東西に横断する国道8号沿い、能越自動車道の高岡ICへの入り口近くにあります。
道の駅のシンボルとなっているのが、銅器の町として知られる高岡を象徴する総高12mの平和観音像。400年の伝統と歴史を誇る高岡銅器の展示館も併設されているので地場産業について学ぶこともできます。
サービス過剰気味の名物フードコート
この道の駅の名物となっているのが、フードコート。
現存する日本最古の歌集「万葉集」を編んだとされる歌人の大伴家持が越中国守として今の高岡市伏木に赴任した際、多くの歌を詠んだことから「万葉の里」として親しまれる高岡市。それをイメージしてでデザインされたフードコートは和モダンで落ち着いた雰囲気で、120のテーブル席とかなり広いキャパシティを誇ります。
壁に据え付けられた本棚には、大量の漫画。
飲食だけでなく、その前後の待ち時間やただ休憩するだけの時間も退屈しそうにありません。
1日5食限定! 赤字覚悟の「爆盛りメニュー」
爆盛メニュー
※1日限定 5食
※販売時間 11:00~14:00
大量の漫画にホスピタリティを感じますが、さらにすごいのは爆盛りメニュー。
全部で5種類で、中でもボリュームに驚かされるのが、鍋のまま出てくるチキンカツカレーです。
鍋いっぱいに盛られたごはんにたっぷりのカレールー、そして、大きなチキンカツが2枚。その総重量は驚異の2.2kg!!
見た目のインパクトからテレビの全国中継で紹介されたり、SNSでバズったりして一躍有名になりました。
ほかにも、高岡市福岡町エリアで飼育されている「寿五位(すっごい)高岡牛」を使った焼肉をフライパンで提供する「爆盛り高岡牛焼肉定食」や、麺3人分・もやし800gがすり鉢で提供される「爆盛りキング富山ブラックラーメン」などがあります。
チキンカツは定食でも味わえます。
ビッグサイズのチキンカツが2枚にごはんが600g、それに小鉢とセルフサービスの味噌汁がついて、1000円以下の980円。米が高騰する中、おいしい富山のごはんがおなかいっぱい食べられるなんて感謝です。
すべてのメニューはシェアOKで、ひとりでも大人数でも楽しめます。
駅としてはむしろ「Let's シェア」を推奨していて、家族や友人同士で仲よく分け合って食べている集団の姿も少なくありません。
普通サイズのチキンカツ定食は950円で販売されているので、コスパは最強。
爆盛りのほうは1日限定5食で、11時からの販売。早々に売り切れてしまうことも多いので、早めのランチがオススメです。
1日20食限定「日替わりランチ」もボリュームたっぷり
日替わりランチ 950円(税込)
※販売時間 11:00~14:00
爆盛り、とはまではいかないものの、「日替わりランチ」もかなりボリューミー。
この日は、カレー風味の牛つけ汁でいただく「釜あげうどん」とコロッケ、梅ごはんでした。味噌汁と漬物はセフルサービスで、黒蜜バニラプリンのデザートがついて950円。
物価高騰で1000円を超える定食ランチが増えている中、こちらもうれしい価格設定です。
高岡で愛される 10段ソフトクリーム
ソフトクリーム 300円(税込)
※各時間50コに達し次第終了
※販売時間 9:00~16:00
ソフトクリーム好きにはたまらないのが、こちらも名物の10段ソフト。見た目も、もらったときのずっしり感も通常サイズの倍以上。
しっかりとした食感でバニラのおいしさも十分楽しめます。ひとりで食べるお客さんもたくさんいますが、爆盛りグルメと同じくシェア大歓迎で、注文時に伝えると、コーンと割り箸がもらえます。
5:5で割ってもよし、7:3や9:1など、お好みで分け合うことができます。
いくらオトクと言っても、そんなには食べられないという人には、カップで提供しているソフトクリームがあります。
これなら小さな子供でも手を汚さずにおいしく食べられそう。
2500を超えるアイテム「土産物売り場」
フードコート横の土産物売り場には高岡はもちろん、富山県全域の特産品や土産物が2500アイテム以上並んでいます。
充実しているのは、ドラえもんグッズ。
ドラえもんグッズも豊富な品揃え
ドラえもんの作者である漫画家の藤子・F・不二雄さんの出身地は、高岡。
市内には直筆の原稿や幼少期の足跡をたどる「藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー」をはじめ、「ドラえもんの空き地」があるおとぎの森公園、ドラえもんポストやドラえもんトラムなど、『ドラえもん』にちなんだスポットがたくさんあります。
というわけで、お土産にもドラえもんの関連グッズやお菓子がたくさん揃っているんです。
大人は懐かしく、子供は楽しい「駄菓子コーナー」
駄菓子コーナーも広く、種類も豊富。子供はもちろん、大人も長居してしまいたくなる品揃えです。ドライブのおともになりそうな駄菓子を家族で選ぶのも楽しいものです。
すぐ隣に休憩スペースがあるので、子供たちはここで駄菓子を食べてひと休みするのもよさそうですね。
【道の駅 万葉の里高岡】
住所 富山県高岡市蜂ケ島131-1
営業時間 9:00~21:00
定休日 年中無休