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最盛期80’Sハリウッドの暗黒面を描く、スターダム・スリラー・エンターテイメント『MaXXXine マキシーン』本予告

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最盛期80’Sハリウッドの暗黒面を描く、スターダム・スリラー・エンターテイメント『MaXXXine マキシーン』本予告

A24史上最大のヒットシリーズとして公開を待ち望まれていた映画『MaXXXine マキシーン』が、6月6日(金)より日本公開される。このたび、日本版ポスターと本予告が解禁となった。

最盛期80’Sハリウッドの暗黒面を描く

本作は、1985年のハリウッドを舞台に、“ハリウッドスター”を夢みる主人公・マキシーンが、謎の連続殺人鬼や、彼女の過去を知る私立探偵、FBIら、立ちはだかる敵たちと戦いながらスター街道を突き進むスターダム・スリラー・エンターテイメント。

日本版ポスターは、グラフィックデザイナーの大島依提亜による完全オリジナル。毎度タイ・ウェスト監督から「日本版ポスターが完成したら送って」と依頼があるほど、大好評の日本版ポスターだが、本作の全米公開時のポスターは、スターのようにフラッシュを浴びるマキシーンの写真を使用したビジュアル。今回の日本版は、『X エックス』『Pearl パール』の劇中で、パールがずっとコンプレックスにしていた「ブロンド」と、80年代に流行したソバージュのヘアスタイルになったマキシーンが、グリーン色のスタジャンを着用し、拳銃片手に印象的なアイメイクをしたビジュアル。

マキシーンを演じた主演のミア・ゴスは、「マキシーンを演じていた時、進化という言葉がしっくりきて、彼女をスーパーヒーローみたいに考えるようになったの。彼女は自分を邪魔する奴らの圧力に屈しない。灰から蘇るフェニックスのように人生の試練と苦難を乗り越えていく。当時のポルノスターというよりもスーパーヒーローとして演じた。ものすごく面白い体験になった」と話している。キャッチコピーの「スターになるの」は、『Pearl パール』の日本版ポスターと同じコピーで、まさにマキシーンが、パールと同じ夢(呪い?怨念?)を背負ってスターへの道を突き進んでいることも思わせるものに。

本予告は、80年代のレンタルビデオ店で働く友人に、ホラー出身の俳優を言ってみてと投げかけ、「ジェイミー・リー・カーティス、ジョン・トラボルタ、デミ・ムーア、ブルック・シールズ…」と、ホラー映画からハリウッドスターへと昇りつめた有名俳優の名前の後に、「マキシーン・FXXXing・ミンクス」と告げ、ホラー映画の主演をゲットし、ようやく映画俳優としてのスタート地点に立てた喜びを共有するシーンなど印象的なシーンをきっかけに、80年代の南カリフォルニアを震撼させた実在した殺人鬼「ナイト・ストーカー」の報道や、マキシーンの過去を知る謎の私立探偵、マキシーンの周囲でばかり事件が起こることを訝しむFBIなど、マキシーンの夢を阻むものたちが登場する。

口の周りが血糊でべったりと塗られたリリー・コリンズの新しいカットが加えられ、さらに、アルフレッド・ヒッチコックの傑作ホラー『サイコ』で有名な「ベイツ・モーテル」の看板も。本作の撮影は、実際に、アルフレッド・ヒッチコック財団が、脚本を読み快諾、許可を得て、実現している。

『MaXXXine マキシーン』は6月6日(金)より全国ロードショー

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