【ミラーリング】さりげなく相手から好意を抱いてもらう魔法とは?【白魔法の心理学】
さりげなく相手から好意を抱いてもらう魔法
同じしぐさをすることで相手の無意識に好印象を植えつける
恋愛感情や好意を抱いている相手には、やはり自分のことも好きになってほしいと願うのは自然な感情といえます。
ただ、相手に直接「好きです」と好意を伝えるのは少々ハードルが高く、かなりの勇気が必要です。理想はさりげなく相手からの好感を得ることでしょう。そんなときはミラーリングというテクニックを駆使してみましょう。
やり方は簡単。ただ、相手のしぐさの真似をするだけです。
相手がカップを手にしてコーヒーを飲もうとしたら、自分もカップを持って同じように飲む。相手がうなずいたら、自分もうなずいてみせる。相手が足を組んだら、自分も組む。注意してほしいのは、これらの動作はあくまで「さりげなく」するのが鉄則です。あからさまに真似されているとわかったら、自分がバカにされているように感じ取られ、逆効果となるからです。
ミラーリングの最中は、相手は動作が同調されていることを無意識のうちに認識しています。すると、「自分とこの人は似ているのでは?」と考え、類似性の法則が働きます。これは自分と似たものや同じ趣味の相手を好きになるという効果です。ここでは、同じしぐさをしているあなたに対し、知らず知らずのうちに相手は好意を抱くようになるというわけです。
相手が無意識に好意を抱くミラーリング
「それでね、そのときに電車が来て(コーヒーを飲む)そしたら…」
「よし! コーヒーをさりげなく一緒に飲もう…」
相手が髪を触ったら自分は頭に手をあててみる相手が頬づえをついたら自分も頬づえをついてみる同じタイミングでうなずく一緒に足を組み替える窓の外を一緒に見てみる一緒に笑う同じタイミングで手をさする
さりげなく相手のしぐさの真似をしてみよう。
【出典】『白魔法の心理学』監修:渋谷 昌三