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奈良の国宝仏像に息づく祈り - 写真家・入江泰吉が見つめた「美をこえた美」【入江泰吉記念奈良市写真美術館】

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奈良の国宝仏像に息づく祈り - 写真家・入江泰吉が見つめた「美をこえた美」【入江泰吉記念奈良市写真美術館】

奈良の国宝仏像に息づく祈り - 写真家・入江泰吉が見つめた「美をこえた美」【入江泰吉記念奈良市写真美術館】

奈良県奈良市の『入江泰吉記念奈良市写真美術館』にて、入江泰吉「大和路の国宝」が2025年4月12日(土)~6月15日(日)の期間で開催中。

「興福寺阿修羅像」1970年頃

古都奈良・大和路は、悠久の時の中で独自の文化を育み、寺社仏閣をはじめとする貴重な文化財が大切に守り継がれてきた。なかでも、「国宝」に指定された文化財は、日本の歴史と精神性を今に伝えるかけがえのない遺産として、多くの人々を魅了し続けている。

本展では、写真家・入江泰吉氏が捉えた奈良の国宝、とりわけ仏像に焦点を当て、入江氏のレンズを通してその奥深い魅力を探求する。

(左)「円成寺 大日如来坐像」1976年 (右)「唐招提寺千手観音像 部分」1970年代

入江氏はかつて、「古代の人たちが残してくれた仏像も、仏教芸術としての形のみでなく、内面的に深く大きなものを包蔵していることを知ったときの感動は、本当に心が洗い清められる思いがします。芸術美でない精神の美といいましょうか、美をこえた美を見出すことができます。この美を発見したときのよろこびは冥利につきます」と語っている。

今回の展示では、入江氏が撮影した奈良の数々の仏像の中から、国宝指定を受けている選りすぐりの作品を中心に、カラーとモノクロ合わせて52点が展示される。国宝仏の姿を通して、入江氏が見出した「美を超えた美」、そしてこの大和路に息づく人々の祈りの心を、体感しよう。

開催概要

●開催期間
2025年4月12日(土)~6月15日(日)

※同期間、報道写真家・浜口タカシ「ドキュメントアングル」も開催

●開催場所
入江泰吉記念奈良市写真美術館(奈良県奈良市高畑町600-1)

●開館時間
9:00~17:00 ※入館は16:30まで

●休館日
月曜(祝日の場合、翌平日休館)

●観覧料金
一般500円、高校・大学生200円、小・中学生100円
※6月1日は写真の日、観覧無料
※小・中・高は土曜日無料。

●問合わせ先
入江泰吉記念奈良市写真美術館(0742-22-9811)

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