国を超えてつながろう!君津市国際交流協会「国際交流フェスタ2025 in きみつ」開催レポート
2月2日、生涯学習交流センター(君津中央公民館)で、今年30周年を迎える君津市国際交流協会(KIES)が国際交流フェスタを開催。参加者たちは国を超えた交流を楽しみました。
委員会活動の紹介や各国コーナーで盛況
君津市民が主体となる国際交流活動を目的に設立したKIES(キーズ)。
会は会員のボランティアによって運営され、現在約200人の日本人と約100人の外国人が在籍しています。
国際交流フェスタはKIESが主催する年に1度のお祭り。
当日は会を支える委員会がコーナーを設営し、自分たちの活動を紹介しました。
さまざまな国の人と各国の文化で交流する「海外交流委員会」は活動の様子を写真展示。
習字や和装などの日本文化を外国人に紹介する「文化交流委員会」では和装や習字体験を。
外国人に日本語を教える「日本語委員会」は折り紙体験や学習者が書いた文集を配布。
外国人が日本人に自国語を教える「外国語委員会」では中国語と韓国語のコーナーで、お茶や軽食を振る舞いました。
他にもフィリピンの紹介コーナーで手作りココナッツプリンの試食を行ったり、ウクライナ避難民と日本人のハンドメイドクラブ「カリーナ」が手芸品を販売したりと各コーナーにぎわいを見せていました。
国籍人種関係なく理解し共に笑うこと
国際交流フェスタは君津高校ダンス部のパフォーマンスで幕を開け、韓国語と日本語教室の皆さんによる歌や、KIES会員によるバンド「ヨーカムズ」の演奏が花を添えました。
またウクライナ避難民のマトヴィさんが国に残る父や故郷への思いをつづった文を発表したり、外国の参加者の皆さんが自国の紹介やお国自慢を行ったりもしました。
「現在君津市には約1400人の外国人が暮らしています。同じ市民として皆さんに『君津市に住んで良かった』と思ってもらいたい」と会長の岡部さん。
隣人の存在を知り、共に楽しむ。
国際交流と難しく考えなくてもいいのだと、参加者の笑顔が語っていました。
KIESの活動はホームページで見られます。
興味のある人はのぞいてみては。
問い合わせ
電話番号/0439-54-9877(KIES)
※火・木・金曜日の午前9時〜午後4時
ホームページ/http://kies.jp/