海洋深層水の塩だしで豚肉&レタスをさっぱりたっぷり【しゃぶしゃぶ 芋つる】鹿児島黒豚&富山立山ポークのブランド豚食べ比べも
寒くなればなるほど、おいしい鍋料理。すき焼きや寄せ鍋など、入れる具材やスープはさまざまですが、肉のおいしさを味わうと言えば「しゃぶしゃぶ」を推す人も多いでしょう。
湯気があがる出汁に薄切りの肉をさっとくぐらせて、野菜やきのこなどと一緒に味わうと喜びもひとしお。高級肉を味わうために1950年代大阪のレストランが考案したという言われがあり、今や日本を代表する鍋料理として季節を問わず食べられ、牛肉以外にも豚や鳥、魚介など、さまざまなバリエーションで親しまれています。
富山市には、ブランド豚肉とレタスを塩だしで食べるしゃぶしゃぶ店があります。
富山市まちなかの繁華街 隠れ家のようなしゃぶしゃぶ店
「しゃぶしゃぶ 芋つる」。
飲食店や居酒屋、バー、スナックが多く軒を連ねる富山市随一の繁華街・桜木町に店を構えます。土地柄、きらびやかなネオンや極彩色の看板が通りには並びますが、その隙間に隠れるように控えめに看板を掲げます。
まるで京都の路地奥にある隠れ家料亭のような雰囲気。
店内に入ると、カウンター席と掘りごたつ式の和室があり、人数にあわせて落ち着いて食事を楽しむことができます。
塩だしとレタス! 繊細でみずみずしい豚しゃぶしゃぶ
全国のブランド豚から納得のいくものだけを厳選
「芋つる」で味わうことができるのは、こだわりのブランド豚2種類。
「最初は、鹿児島の黒豚だけだったんですが、地元のお肉もおいしかったものですから…」(内田社長)
もともと「芋つる」で提供していたのは、鹿児島のブランド豚「霧島高原純粋黒豚」のしゃぶしゃぶ。足先と鼻先、尾の先の6か所に白斑があるバークシャー種純粋黒豚で、「六白のバーク」とも呼ばれる黒豚。一般的な豚肉よりもくさみがなく、やわらかくて脂もさっぱりしているのが特徴です。
そして、あとから加わったのが富山県のブランド豚「立山ポーク」。
立山連峰から流れ下る清らかな天然水と自然豊かな生育環境から生まれる、しまった肉質と凝縮された旨みが持ち味です。
「芋つる」で食べられるのは、この2種の豚肉のみ。
あえて多くのバリエーションを設けず、味と質へのこだわりを貫いています。
富山湾の海洋深層水塩と北アルプス立山の天然水の「塩だし」
豚肉の旨みを味わうことができるように作られた“だし”も2種類あります。
富山湾から汲み上げた海洋深層水の塩と北アルプス立山の天然水で作った「塩だし」は、さっぱりとした中にも深みのある旨みと甘みがあります。この塩だしに豚肉をくぐらせて脂をほどよく落とします。色が変わったら、何もつけずにそのまま味わってください。だしのまろやかな塩味と豚肉の旨みの絶妙なバランスを味わうことができます。
もうひとつは、和風だし。昆布だしに肉や野菜をくぐらせたあと、芋つる特性「醤油味のつけだれ」で味わいます。昆布とかつおの上品なだしに醤油の香り…繊細な味わいが、豚の甘みを存分に引き出してくれます。
〆はラーメン、そば、うどん、雑炊…お好みで。どれも和風だしによくあいます。
ありそうでなかった!? しゃぶしゃぶにレタスのみずみずしい旨み
豚肉と一緒にいただく野菜は、ネギやシイタケ、もやしなどいろいろありますが、なかでも人気なのが、レタス。
豚肉のやわらかくて弾力のある舌触りとシャキシャキとみずみずしいレタスの相性は抜群です。一緒に味わうことで、まろやかなコクと濃厚な豚の脂の甘みを楽しむことができます。
さっぱりとしているので、夏の暑い時期にも好評です。
しゃぶしゃぶはもちろん、とろける温泉湯豆腐やレタすきなどの鍋物、牛ヒレや馬ヒモの溶岩焼きなどの一品料理を本格焼酎と一緒に味わうことができます。
富山本店のほかにも、東京新橋店、FC新潟店があり、通信販売で自慢の塩だしを取り寄せることが可能。しっかりと旨味がある塩だしは、しゃぶしゃぶ鍋以外にも、うどんやそうめん、炊き込みごはんなどの調味料として味わっても◎。
【しゃぶしゃぶ 芋つる】
住所 富山県富山市桜木町9-21第2サンナインプラザ1F
営業時間 18:00~22:00(予約の場合 最大延長24:00)
定休日 日曜、祝日