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共働き家庭が子育てしやすい街 静岡市が73点で全国8位 西日本の自治体が初の1位獲得

Shizuoka

写真はイメージ

■静岡市が県内唯一の選出 2019年以来のトップ10入り

2024年版「共働き子育てしやすい街ランキング」が発表された。静岡県からは静岡市が8位タイでトップ10入りした。1位は神戸市で、調査を開始して初めて西日本の自治体がトップに立った。

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共働き子育てしやすい街ランキングは、日経クロスウーマンと日本経済新聞社が実施している。ランキングの対象となっているのは首都圏、中京圏、関西圏の主要地区と全国の政令指定都市、それに道府県庁所在地と人口20万人以上の都市、計180の自治体。155の自治体から回答を得たという。

調査では「出産直後の母子をサポートする産後ケアの取り組み」、「保育料の無償化」、「ICT導入などによる手続きの効率化」など43項目の指標が設けられた。それぞれの項目を採点した結果、合計点のトップ10は以下の通りだった。

【共働き子育てしやすい街ランキング2024】

①神戸市(兵庫県)82点

②宇都宮市(栃木県)79点

③板橋区(東京都)77点

〃豊島区(東京都)77点

〃福生市(東京都)77点

〃松戸市(千葉県)77点

⑦北九州市(福岡県)75点

⑧札幌市(北海道)73点

〃静岡市(静岡県)73点

〃豊田市(愛知県)73点

〃豊橋市(愛知県)73点

写真はイメージ

■神戸市が西日本初の1位 昨年4位からランクアップ

静岡県からは唯一、静岡市が10位以内に入った。静岡県の自治体がトップ10入りするのは、2019年に静岡市が9位タイになって以来。1位の神戸市は昨年の4位から順位を上げ、西日本で初めてトップに立った。理由については次のように説明されている。

「全ての公立の認可保育所などと小学校、学童保育では、職員の事務作業の効率化や保護者との連絡などが可能なICTシステムが導入されている。学童保育は小学6年生までの希望者全員が利用可能で、厚生労働省の放課後児童クラブ運営指針を上回る児童1人当たりの面積を1.98平方メートル以上とする基準を独自に設定。2024年度からは一部の地域の学童保育で長期休業中の昼食提供を試験的に開始した」

「また、共働き家庭の朝の子どもの居場所が課題となる中、市内7校で児童の受け入れ時間を30分から1時間早める試みも行った。市内36カ所の助産所などで産後ケア事業を実施。市内在住・在学の高校生向けには2024年9月から通学定期代を無償化し、弁当作りの負担を軽減するために一部高校にキッチンカーを派遣する実証実験も行った」

この調査は共働き家庭における子育ての現状と課題を明らかにする目的で、2015年にスタートした。今回で10回目を迎えた。

(SHIZUOKA Life編集部)

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